2021年08月21日
スピーカーケーブル

ぶっといスピーカーケーブルを作った。
BELDEN8477(12AWG=3.5sq)にポリ網組スリーブを被せ、バナナプラグを半田付けして熱収縮チューブで端末処理。音質的効果はともかく?綺麗に作ると気持ちいい。
最近パワーアンプCP500Xを新調し、テストの結果これで行くと決めてセッティングを変えた時に音が変わったのを感じた。なんとなく、元気がない。機器は同じなのでケーブルが怪しい。
MacBook → ラインレベル(DAC、エフェクター類) → パワーアンプ → スピーカー
自分の場合、再生マシンのMacBook、DACやエフェクター機器を手元でコントロールしたいので、どこかで長く引き回さねばならない。
パワーアンプは電源とゲイン設定以外触らないので手元にある必要がない。パワーアンプをどこに置くかによって引き回しが変わってくる。
テスト時はカナレ4S8(2.5sq)を2mほどで、アンプをスピーカー中央に最短距離で置いていた。その分、手元からアンプまでのXLRシールドケーブル(BELDEN88670)は4mもあった。
セッティング変更でアンプを手元に置き、スピーカーケーブルはたまたま持っていたBELDEN9497(16AWG=1.25sq 通称ウミヘビ) で4mとした。あまり気にしていなかったが、直流抵抗が4倍になったことが影響していそうだ。
そこで元のようにスピーカーケーブルを2mに戻すことにして、さらに12AWGと太くした。これで直流抵抗は1/5.6になる。
ケーブル類による変化には鈍い方だが、今回は音の違いがわかった。スピード感やキレが向上したと思う。
XLRシールドケーブルは長くなるが、PAの現場では数10mも引き回すのだから、4mくらいなら平気なのかもしれない。
そういう意味では、理想はアンプを内蔵したアクティブスピーカーなのかなと思った。スピーカー背面にアンプをぶら下げてみようか(笑)