2021年08月08日
CP500X BTL接続

BTLブリッジモノラル接続をテスト中。
ステレオモードより力強く、音像が明確になり、CP500Xの特長であるメリハリのある音質が更に際立つ。
BTL共通のデメリットとして、増幅回路が直列になるので残留ノイズが2倍に増える。ゲインも2倍になるので、前段機器にノイズがある場合はアンプの入力レベルを絞る必要がある。
現状で再生時に問題となるほどではないが、ネットワークを通さないマルチアンプで高能率ドライバーを使うと少し気になるかもしれない。
なお、電源系と思われるハムノイズが少し出ており、環境の影響を含めて検証したい。
BTL化で小音量時のS/Nは劣化するが、音量を上げた時にはパワーと余裕度の差が出る。品位だけならステレオモードの良さもあるが、総合的なクオリティはBTLかなと思う。
ともあれクラシックプロ恐るべし。これまで使ったアンプの中で、音の明瞭度、鮮度感、ストレートさではナンバーワンかもしれない。
これでパワーアンプ探しの旅は一旦お休み。周辺機器の特徴が明確に出るので、音作りを色々遊んでいきたい。