2021年05月07日
XF35mm F1.4R
FUJIFILMユーザーの間では「神レンズ」と言われ、単焦点ながら一番売れているらしい。
開放付近で撮ってみた第一印象は、フィルム時代末期の優秀な大口径標準レンズという感じかな。硬すぎず、柔らかすぎず、立体感があって質感表現に優れ、見たままに写る。 発色やコントラストが自然で、Lightroomでほとんど手を加えなくていい。色収差、フリンジはあるし、逆光には強くないと言われているが、オールドレンズとは違う。
第一世代のレンズなのでAFが遅くてジージーうるさいのは散々言われていて覚悟していたけど、カタカタという絞り羽根の音の方が気になるかな... FUJIFILMのカメラは(他社も?)ライブビュー画像の最適化のためか、絞り羽根が(絞り設定とは無関係に)頻繁に動くので大口径レンズの場合はかなり気になる。YouTubeなどのレビューを見ていてもこの事を言うユーザーはいないが...
これから屋外、遠景や絞ってテストもしてみよう。軽量コンパクトで写りは間違いなく優秀なので、来るべきXF18mm F1.4と単焦点コンビを組めたらと思う。 やはり大口径単焦点はズームより楽しい。