2021年03月07日
ISO AUTOの低速シャッター限界

コダクロームリバーサル風味の現像。凄い色だけど実際、夜間室内で撮ればこんな感じだったんだよね。
ひとつ、X-S10の設定でわかったことがある。絞り優先モードでISO AUTOにすると高いISOになりやすい。シャッター速度の維持を優先した制御になっているのだ。そこでISO AUTOの詳細設定「低速シャッター限界」をAUTOではなくマニュアル(例えば1/15)に設定すると、ISOを低く保ちシャッター速度を下げてくれる。AUTOなら1/125、ISO3200になる状況で、1/15、ISO400になる。更に暗ければ1/15のままISOが上がっていき、最高ISOでも対応できなければシャッター速度は1/15より遅くなっていく。なるべく低感度(→高画質)で撮りたければこの設定がお薦め。1/4まで設定できるが被写体ブレもあるので1/15〜1/60が良いだろう。X-S10の強力な手振れ補正を最大限に活かし、失敗なく高画質の写真が撮れる。