2021年02月24日
F1.4

ずっと35mmを標準レンズとして使ってきて、F2が最低ライン、できればF1.4がベストと考えている。50mmと違ってボケや立体感が出しにくく、少し引くとパンフォーカスになってしまうからだ。
VILTROX AF 23mm F1.4 STMは3万円台ながらF1.4を実現しており、フルサイズ換算でF2の被写界深度を持つ。フィルム時代のレンズのように、絞りを開けると少し柔らかく変化するところが面白い。
これに対してライカズミルックス35mmF1.4ASPHは、開放から合焦部が浮き上がるような粒立ち、立体感で違いを見せる。1絞り分の深度と、コントラスト性能の差が出ていると思う。
VILTROXはX-S10の機動力も併せて自由なアングルで30cmまで寄れる便利さもあり、使い分けるのか、いずれ1本化できるのか、悩ましいところだ。