ROBERTOHOUSE

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    2021年01月17日

    マルチの難しさ

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    JBL2wayでA-R630MKII-Sをテストする中で、新たな課題が明るみに。

    QSC PLD 4.2は多機能なアンプで、400w×4ch、800w×2ch、1600w×1chに対応する。内蔵DSPのクロスオーバーによって、これ1台で2wayマルチが実現する。
    これまで、クロスオーバーのスロープやEQ、ディレイをあれこれ調整して楽しんできた。

    しかし、A-R630MKⅡ-Sと比較するために800w×2chモードとしてパッシブネットワークを通してみると、4chマルチモードの音(A-R630MKⅡ-Sも)を圧倒してしまった。
    既にカットアンドトライで正解を見つけているパッシブの音に比べて、マルチの音はどこか「変」であり「不自然」なのだ...

    これはいろんな原因があると思うので分析してみる。

    ①急峻なクロスオーバー 
    QSC PLD 4.2は最大48dB/octのクロスオーバーが可能で、肩特性も選択できる。最近は1kHz-24dB/octリンクウィッツライリーとしていた。
    ウーハーから余計な音を出さず、ホーンドライバーの耐入力も向上するが、オーバーラップが少ないことで 人間の耳には違和感があるのかもしれない。
    パッシブの場合、ウーハーは3kHzくらいまで伸びてしまうが、このウーハー(2206H)は中域にピークが少ないので癖は出にくい。

    ② レベル合わせの難しさ
    マルチでは2wayの音圧レベルが自由自在なので、時々微調整していた。 これは便利なようで、泥沼でもある。急峻なクロスオーバーではレベルバランスのスイートスポットが狭い。

    ③DSPによる劣化
    2chモードでもDSPは通るのでAD/DA変換による劣化は変わらないはずだが、デジタルと言えどクロスオーバーフィルターによる劣化はあり得る。
    これはネットワークコイルを通さないメリットと差し引きとなるが、QSCのドライブ力はコイルの影響を感じさせない。

    ④BTL のメリット
    800w×2chモードでは、BTLバランスアンプになっていると思われる。パワーだけでなく音質が良くなっている可能性はある。


    音への影響としては①→④の順番ではないかと思う。
    パラメータが多いマルチをまだ使いこなせていない。きっちり追い込めばパッシブを超える可能性はあると思うが、 現時点では負けている。
    クロスオーバーもEQも使わないとしたら内蔵DSPを通すのはデメリットでしかないが、これを超えるC/Pのアンプはそう多くない。
    QSC PLD 4.2は2chとしても一級品だと思うし、パッシブネットワークでうまく行っているのはスピーカービルダーとしては嬉しいかも。





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