2020年10月21日
Amazon HD
話題のAmazonMusic HDを無料体験でテスト開始。
Spotifyとの主な違いは、月額が800円ほど高く、HD(CD音質:16bit/44.1kHz)、ULTRA HD(いわゆるハイレゾ:24bit/44.1,48,96,192kHz) が聴けることだ。
全体の8割はHD以上になっている印象で、ULTRA HDの曲は1割程度だが、体験できるだけでも面白い。MacOSのミキサーを介さない排他モードも設定できる。
さて音はどうか?まずはHDの曲をSpotifyやCDリッピング音源と比較してみる。
Spotifyも圧縮されている割に頑張っていて、アバウトに聴くとわからない。 全く同じバージョンの高音質の曲で、真剣に聴くと違いがわかるという程度。
CDリッピング音源よりは僅かに落ちる気もする。ストリーミングと内蔵SSDの違いもあるかもしれない。
目当てのULTRA HDは?これも録音が良い楽曲でないと差は出ないようだ。JPOPなどはSpotifyと比べてもあまり変わらない気がする。
新しい録音のクラシックやジャズボーカルなど、一部の曲ではCD音源を上回るかもしれない。
同じソフトを持っていないと比較はできないが、傾向としては滑らかで歪感がなく聴きやすい音のように感じた。
ただしブラインドテストで当てられるかというと怪しい。古いジャズのハイレゾ盤もあるが、マスタリングのバージョン差の方がずっと大きいと思う。
ハイレゾには賛否あるが、スペックを十分に活かした楽曲はあまり多くないのが現実かもしれない。
総合的にはSpotifyの上位互換と言えそうだし、歌詞が表示されるのも良い。ただしSpotifyの方が好きなアーティストの網羅率が高い気がする。継続して使用するか、悩ましい...
→Amazon Music HDについてよくある質問