2020年05月11日
プリ/パワー
プリアウト/メインインのジャンパー線を外し、DACや他のパワーアンプを接続し、ゲインを調整して試聴。
① DAC(RME ADI2-PRO)→CA-R1プリメイン
綺麗で、柔らかく、温かく、聴きやすく、心地よく疲れない音。S/Nもいい。
音場はやや小さくまとまり、低域にゴリッとした感じがなく、オーディオ的な物足りなさはある。
JBLのウーハー駆動はやや緩いが、かえって70年代のロックなどは本当にまったり気持ち良く聴かせる。
トーン調整で低域を僅かに絞ると緩さも改善され、もうこれで良いんじゃないか?と思わせる。
② DAC→CA-R1 プリ部→真空管PPPパワーアンプ
プリメイン使用よりも低域の力は明らかに増す。残留ノイズはPPPの方が少し大きい。
アルテックのシアターアンプをベースにしたPPPの開放的な鳴り方や鮮度はやや落ちる。
各々のアンプの個性を打ち消しあっている感も無きにしもあらず。
それでもトーンコントロールはよく効き、多機能なコントロールアンプとしては効果的。
③ DAC→CA-R1パワー部
DACをプリアンプとして直結。当然、CA-R1のボリュームは効かない。①よりキレが良くなることを期待したが当てが外れた。
CA-R1の低域の緩さはパワーアンプ部のキャラクターのようで、そこは変わらない。
プリを通さないことで薄口になり、艶やかさも物足りない。全体的に特徴のない音になった。
S/Nは最強で、高能率なホーンスピーカーに耳を付けても残留ノイズはほとんど聞こえない。
やはり、CA-R1はプリメインアンプとして使うのがベストのようだ。
プリ部の繊細さとパワー部の緩さがうまくバランスしている。
メーカーが総合的に音作りをしているだろうから当然の結果とも言える。
スピーカーとの相性はどうか?
FOSTEX FE83solの方が低域の緩さが目立たないが、やや細身で神経質な音になる。
(DAC内蔵DSPの効果で周波数特性としては40Hzまで伸びている)
CA-R1のまろやかなキャラクターはJBLのような大きなウーハー方が合っているようだ。
柔らかい低域も含めて、滑らかで穏やかで厚みのある、ゆったりした音。
おそらく同年代ヤマハの、NS690やNS451などが合うのだろう。
オーディオ全盛期1976年の中級機であるCA-R1は、ゆったり聴く分には、これで十分じゃないかと思わせる。
足りない部分もあるにはあるが、音楽性豊かなアンプというのだろうか。この時代にオーディオをやっていたかった...
アルテックのシアターアンプをベースにしたPPPの開放的な鳴り方や鮮度はやや落ちる。
各々のアンプの個性を打ち消しあっている感も無きにしもあらず。
それでもトーンコントロールはよく効き、多機能なコントロールアンプとしては効果的。
③ DAC→CA-R1パワー部
DACをプリアンプとして直結。当然、CA-R1のボリュームは効かない。①よりキレが良くなることを期待したが当てが外れた。
CA-R1の低域の緩さはパワーアンプ部のキャラクターのようで、そこは変わらない。
プリを通さないことで薄口になり、艶やかさも物足りない。全体的に特徴のない音になった。
S/Nは最強で、高能率なホーンスピーカーに耳を付けても残留ノイズはほとんど聞こえない。
やはり、CA-R1はプリメインアンプとして使うのがベストのようだ。
プリ部の繊細さとパワー部の緩さがうまくバランスしている。
メーカーが総合的に音作りをしているだろうから当然の結果とも言える。
スピーカーとの相性はどうか?
FOSTEX FE83solの方が低域の緩さが目立たないが、やや細身で神経質な音になる。
(DAC内蔵DSPの効果で周波数特性としては40Hzまで伸びている)
CA-R1のまろやかなキャラクターはJBLのような大きなウーハー方が合っているようだ。
柔らかい低域も含めて、滑らかで穏やかで厚みのある、ゆったりした音。
おそらく同年代ヤマハの、NS690やNS451などが合うのだろう。
オーディオ全盛期1976年の中級機であるCA-R1は、ゆったり聴く分には、これで十分じゃないかと思わせる。
足りない部分もあるにはあるが、音楽性豊かなアンプというのだろうか。この時代にオーディオをやっていたかった...