2020年01月08日
ニコンD780
Nikon D780が発表。
これが戦略なのか単に商売下手なのかよくわからないが、ニコンは大事なことをPRしていないように思える。
スペックといくつかのレビューを見ると、(変な言い方だけど)D780は「ミラー付きZ6」すなわちハイブリッドカメラだ。EVFこそ無いものの、ライブビューモードでタイムラグやAF速度においてNikon Z6 とほぼ遜色なく、ミラーレスカメラと全く同じように使える一眼レフカメラである。Z6よりちょっと重くて分厚いけれど、ついでに光学ファインダーも搭載し、デュアルスロットで、速写性が高い、バッテリーが数倍長持ちするカメラ。ストロボを廃してデザインもシャープになった。Z6より断然いいと思うし、戦場や世界一周旅行に持っていくならこれにする。5年前にD600からライカに移行していなければ、間違いなく買っていただろう。さすがニコン!なのだが...なんとなく寂しい。D780のハイブリッド化は、既にミラーレスカメラが主流になったことを感じさせる。型番もD800との間が詰まってしまい、後継機が出る確信も持てないのだ...