ROBERTOHOUSE

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    2019年10月15日

    48dB/oct

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    左:ウーハー(1000Hz 48dB/oct LinkwitzRiley)   中:ホーン(800Hz 48dB/oct Butterworth)  右:同相にて合成・レベル調整・PEQにて高域補正


    DSP内蔵アンプ QSC PLD4.2によるマルチの凄さは、まず急峻なフィルターにある。最大48dB/octというスロープはユニット間の干渉を最小限にするだけでなく、ユニット固有の特性を強力にコントロールできる。ウーハーは2~3kHzに多かれ少なかれピークがあり歪み感の原因になるが、これを事実上ゼロにできる。当然ながらインピーダンス上昇の影響を受けないので、理論通りスパッと切ることができるのだ。コンプレッションドライバー&ホーンについても、ダイヤフラムの振幅を上げることなくカットオフに近いところまで使うことができる。肩特性はLinkwitzRiley、Butterworth、Besselから選択でき、レベルも自由なのでクロスオーバーをフラットに繋ぐことは簡単だ。音質については緩く大雑把に重なるパッシブネットワークにも良さがあるが、アクティブフィルターによってスピーカー設計の自由度が飛躍的に向上することは間違いない。長くスピーカー工作をやってきた感覚からすると、異次元へ来た感じがする。それもチャンデバや複数のアンプを並べることもなく、たった1台のDSPアンプだけで出来てしまうのだ。

    なお、2426H+2344ホーンの特性は(中)のように綺麗なカマボコ型であり、この高域補正がシステムの要になる。パッシブネットワークでは、クロスオーバーを小容量コンデンサ1個の6dB/octとすることで補正していた。マルチの場合はアンプのPEQ(パラメトリックイコライザ)で補正するほうが音質劣化は少ないと思われるが、アンプ~スピーカー間はダイレクトだから110dBという高能率と1~5kHzの凸特性がもろに出て残留ノイズが目立つ。2~3μFのコンデンサを加えて、出口のところで5kHz以下のレベルを下げる折衷案が良いかもしれない。

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