2007年09月12日
ある日の新聞のお誕生日コーナーで、小さな男の子がヘラクレスオオカブトを持って笑っていた。
それを見て、なんだか嫌な気持ちになってしまった...
今では世界中のカブト、クワガタが手に入り、簡単に子供のオモチャになるらしい。
僕が子供の頃には、カブトやクワガタはステイタスであった。
姿の美しい大物を捕獲するには、知力、体力、根気、そして運が必要だったからだ。
場所を調べ、未明や深夜から探し回り、時には危険も顧みない、そういうものだった。
だから自慢できたし、尊敬された。
僕は毎年、数十匹?百匹近くを飼っていた。 もちろん、すべて近所の森林で捕まえた。
当時もお店で売ってはいたが、買うと友達から馬鹿にされたものである。
外国のカブトやクワガタなんて、実際に見ることは不可能だった。
図鑑を穴が開くほど見て、ヘラクレスやコーカサスに憧れ、そしてそれらがうごめいているジャングルに思いを馳せた...
舶来の昆虫や爬虫類を、大人のマニアが趣味として楽しむ分には良いと思う。
しかしそれを子供に買い与えるのはどうだろう?
子供は、日本のカブトムシを自ら捕まえ、そしてさらに巨大で美しいカブトムシやクワガタがいる南米や東南アジアのジャングルを想像してほしいと思うのだ。
また、一握りの金持ちが世界中から搾取する構図すら思い浮かべてしまうのは僕だけか...
産出国と日本、双方の生態系の破壊にもつながることである。
そんな時代なのかもしれないが...
それを見て、なんだか嫌な気持ちになってしまった...
今では世界中のカブト、クワガタが手に入り、簡単に子供のオモチャになるらしい。
僕が子供の頃には、カブトやクワガタはステイタスであった。
姿の美しい大物を捕獲するには、知力、体力、根気、そして運が必要だったからだ。
場所を調べ、未明や深夜から探し回り、時には危険も顧みない、そういうものだった。
だから自慢できたし、尊敬された。
僕は毎年、数十匹?百匹近くを飼っていた。 もちろん、すべて近所の森林で捕まえた。
当時もお店で売ってはいたが、買うと友達から馬鹿にされたものである。
外国のカブトやクワガタなんて、実際に見ることは不可能だった。
図鑑を穴が開くほど見て、ヘラクレスやコーカサスに憧れ、そしてそれらがうごめいているジャングルに思いを馳せた...
舶来の昆虫や爬虫類を、大人のマニアが趣味として楽しむ分には良いと思う。
しかしそれを子供に買い与えるのはどうだろう?
子供は、日本のカブトムシを自ら捕まえ、そしてさらに巨大で美しいカブトムシやクワガタがいる南米や東南アジアのジャングルを想像してほしいと思うのだ。
また、一握りの金持ちが世界中から搾取する構図すら思い浮かべてしまうのは僕だけか...
産出国と日本、双方の生態系の破壊にもつながることである。
そんな時代なのかもしれないが...
楽しいオモチャがやってきた!
松下のロクハン(16cm)フルレンジユニット EAS?16P90SN
オーディオ用よりも、館内放送とか、アナウンス用に使われていたものだと思う。
たぶん60?70年代の製品だろう。
6+1/2ロクハンブログ管理人さん も使ってらっしゃるようだ。
こんな無名ユニットには誰も目もくれない。
ほぼ未使用の極上美品が、なんとペアで1000円!!! (今の僕には着払い送料620円が痛いが(T_T))
なぜこれを購入したか?
お気に入りのデスクトップシステムだが、トランス付きのラジオ用ユニットはいつかラジオを作ろうと思って買ってあったもの。
ゲルマニウム受信で真空管増幅のレシーバーを作るのも夢なのだ。
デスクトップでは、できればステレオでも聴きたい...
そこでオークションを眺めていたら、あったあった! 安いぞこれ!
ではラジオ用ユニットと比べてみよう...
時代はラジオ用より10年は新しいのではないか。
マグネットはフェライトだが、僕はアルニコ信奉者ではないので気にしない。
コーン紙はさらに薄く軽く漉かれているようで、指ではじくとラジオ用アルニコは「ボン」だが、こちらは「パンッ」と響く。
コルゲーションが無いのは僕の好みだ。
どちらもフィクスドエッジで、コンプライアンスは同等。
ボイスコイル径はどちらも15mmくらいで極小。
フェライトマグネットは軽いしトランスも無いぶん、重量は半分くらいしかないかも。
フレームはプレスで、ほとんどそっくりだ。
早速、桐箱に入れて聴いてみる。
音の傾向は似ているが、少し違う...
フェライトのほうがカラッとして軽く、ややオーディオ的というか、高域のレンジが広いようだ。
アルニコのほうは音が中域に集中し、重み、渋みがある。ラジオ的とも言えるだろう。
これはコーン紙の厚さの違いが大きいのではないか。
古いけれどほとんど使われていないユニットなので、エイジングで音は変わるような気もする。
ラジオ用アルニコはある程度使い込まれているから落ち着いているのかもしれない。
それにしても、どちらもいい味を出している...
ネットラジオKPLUのアナウンスの自然さ、明瞭さは、どんなスピーカーもかなわないのではないか?
当然、JAZZボーカルやギターなどは素晴らしい。
高域のレンジは必要十分で、変な癖はない。
低音はレンジも力もないが軽快で心地よく、こんな小さな箱でも至近距離ならベースの音程も聴き取れる。
(現代のユニットはこんな箱でまともな音は出ない)
300Bシングルアンプの繊細で艶やかな音も合っている。
オーディオとは何か? 改めて考えさせられる。
桐箱(高級メロン箱)のバッフルが弱く薄すぎるのでビス止めもしていない。
薄い杉板のバッフルを重ね、塗装して響きも増やし、まともなデスクトップシステムを構成しようと思う。
フタも同じカタチなので、ステレオが組めるのだ(笑)
松下のロクハン(16cm)フルレンジユニット EAS?16P90SN
オーディオ用よりも、館内放送とか、アナウンス用に使われていたものだと思う。
たぶん60?70年代の製品だろう。
6+1/2ロクハンブログ管理人さん も使ってらっしゃるようだ。
こんな無名ユニットには誰も目もくれない。
ほぼ未使用の極上美品が、なんとペアで1000円!!! (今の僕には着払い送料620円が痛いが(T_T))
なぜこれを購入したか?
お気に入りのデスクトップシステムだが、トランス付きのラジオ用ユニットはいつかラジオを作ろうと思って買ってあったもの。
ゲルマニウム受信で真空管増幅のレシーバーを作るのも夢なのだ。
デスクトップでは、できればステレオでも聴きたい...
そこでオークションを眺めていたら、あったあった! 安いぞこれ!
ではラジオ用ユニットと比べてみよう...
時代はラジオ用より10年は新しいのではないか。
マグネットはフェライトだが、僕はアルニコ信奉者ではないので気にしない。
コーン紙はさらに薄く軽く漉かれているようで、指ではじくとラジオ用アルニコは「ボン」だが、こちらは「パンッ」と響く。
コルゲーションが無いのは僕の好みだ。
どちらもフィクスドエッジで、コンプライアンスは同等。
ボイスコイル径はどちらも15mmくらいで極小。
フェライトマグネットは軽いしトランスも無いぶん、重量は半分くらいしかないかも。
フレームはプレスで、ほとんどそっくりだ。
早速、桐箱に入れて聴いてみる。
音の傾向は似ているが、少し違う...
フェライトのほうがカラッとして軽く、ややオーディオ的というか、高域のレンジが広いようだ。
アルニコのほうは音が中域に集中し、重み、渋みがある。ラジオ的とも言えるだろう。
これはコーン紙の厚さの違いが大きいのではないか。
古いけれどほとんど使われていないユニットなので、エイジングで音は変わるような気もする。
ラジオ用アルニコはある程度使い込まれているから落ち着いているのかもしれない。
それにしても、どちらもいい味を出している...
ネットラジオKPLUのアナウンスの自然さ、明瞭さは、どんなスピーカーもかなわないのではないか?
当然、JAZZボーカルやギターなどは素晴らしい。
高域のレンジは必要十分で、変な癖はない。
低音はレンジも力もないが軽快で心地よく、こんな小さな箱でも至近距離ならベースの音程も聴き取れる。
(現代のユニットはこんな箱でまともな音は出ない)
300Bシングルアンプの繊細で艶やかな音も合っている。
オーディオとは何か? 改めて考えさせられる。
桐箱(高級メロン箱)のバッフルが弱く薄すぎるのでビス止めもしていない。
薄い杉板のバッフルを重ね、塗装して響きも増やし、まともなデスクトップシステムを構成しようと思う。
フタも同じカタチなので、ステレオが組めるのだ(笑)
2007年09月09日
ずっと前に手に入れてあった、松下のロクハン・スピーカーユニット...
トランス付きだからおそらく40年以上前の真空管ラジオ用。アルニコマグネットでフィックスドエッジ。 コンディションは美品だけど確か1000円くらいだった。
これをお菓子か何かが入っていた「桐箱」に穴を開けて入れてみた...実験なので、ハンダ付け、ビス留めすらしていない...
バッフル厚はなんと3ミリ...超軽量・後面開放エンクロージャー...アンプはもちろん300Bシングルで、ソフトンUSB-DACから接続。
これ、いい音だ...
中域のメリハリ、明瞭さ! 音楽がストレートに伝わってくる...
レンジは狭いのだが、なぜかベースの低音感も結構出る...
癖のない、心地よく素直な音...
でもAMラジオのレトロな音とは全然違う音...
BGMはもちろんだけど、ある意味、モニターとして使える...
メインシステムのチェックにもいいかも...
もちろん、小音量で至近距離という条件付きだけれど、それにしたって...
ジャズボーカルの美しいこと...
オーディオって、いったい何なのだろう....
トランス付きだからおそらく40年以上前の真空管ラジオ用。アルニコマグネットでフィックスドエッジ。 コンディションは美品だけど確か1000円くらいだった。
これをお菓子か何かが入っていた「桐箱」に穴を開けて入れてみた...実験なので、ハンダ付け、ビス留めすらしていない...
バッフル厚はなんと3ミリ...超軽量・後面開放エンクロージャー...アンプはもちろん300Bシングルで、ソフトンUSB-DACから接続。
これ、いい音だ...
中域のメリハリ、明瞭さ! 音楽がストレートに伝わってくる...
レンジは狭いのだが、なぜかベースの低音感も結構出る...
癖のない、心地よく素直な音...
でもAMラジオのレトロな音とは全然違う音...
BGMはもちろんだけど、ある意味、モニターとして使える...
メインシステムのチェックにもいいかも...
もちろん、小音量で至近距離という条件付きだけれど、それにしたって...
ジャズボーカルの美しいこと...
オーディオって、いったい何なのだろう....
2007年09月08日
使用頻度の低い300Bシングルアンプを、デスクトップ・サブシステムに利用しようと計画!
PCからソフトン真空管USB-DACに入れ、ここからメインシステムに出力しているのだが、ヘッドフォン端子が2系統あるのでサブアンプにもつなげば面白そうだ...
デスクトップ・ニアフィールド・モニタースピーカーを作りたい...
12?16cmの古レンジユニットで、小型の後面開放箱がいいかな?
2007年09月06日
簡単リフォームによる超大口径ダクトバスレフ化は大成功!
しかし平面バッフルと聴き比べると中域の明るさや開放感にまだ差がある...音のイキの良さというか、ツブツブ感というか...どうしても少し抑えられてしまう。
そこで平面バッフルの音を参考に、ウール吸音材の量と位置をチューニング...開口が大きいので共鳴音が怖くて多めに入れてあった吸音材を、少しずつ減らしていく...
吸音材チューニングは、ヘタなアクセサリーの類よりはるかに音が変わるのである。 経験上では、フルレンジユニットでは低音よりもむしろ中域が大きく変わる!
ポート部分も、内部も、吸音材を全部取っ払ったら、一番、バッフルの音に近くなった
吸音材ゼロか、せいぜい底面に1枚置くだけのほうが断然良い。
もちろん、低音の量感はバッフルとは大違いだ。
低音の質は軽く、市販スピーカーのようにタイトに締まった感じではないが、どちらかといえばバスレフよりバックロードホーンに近いような気がする。
中域もポンポン飛び出すようになった!
それにしても吸音材で音がずいぶん変わるもんだ。
特に、内部のスピーカーユニット近くの背面吸音材の影響が大きいようで、ここに貼ると音像は締まるけれど中域も低域も力感、スピード感がなくなり、音が引っ込む。
吸音材の種類でも音は変わる。
グラスウールは中高域の消音には効果的だけれど低音には影響が少ない。チクチクするのも嫌いだ。
フェルト系は音圧のピークが減っておとなしくなる。これも気に入らない。
100%ウールの断熱材は効きがおとなしく、癖は出にくい。硬く腰があって使いやすいので、僕は好きだ。 少量なら建材サンプルでもらえるのでタダだし
吸音ゼロでは中域が盛大に漏れているからボーカルの音像は多少滲むのだが...多くのソフトでは、長所が欠点を上回っている! 台形で定在波が少ない構造のせいか、強い共鳴音は出ないようだ。
オールドJAZZなら、絶対ゼロですね!
音楽に合わせて可変できるように、外付けの吸音チューニングフィルターを作ろうかな
しかし平面バッフルと聴き比べると中域の明るさや開放感にまだ差がある...音のイキの良さというか、ツブツブ感というか...どうしても少し抑えられてしまう。
そこで平面バッフルの音を参考に、ウール吸音材の量と位置をチューニング...開口が大きいので共鳴音が怖くて多めに入れてあった吸音材を、少しずつ減らしていく...
吸音材チューニングは、ヘタなアクセサリーの類よりはるかに音が変わるのである。 経験上では、フルレンジユニットでは低音よりもむしろ中域が大きく変わる!
ポート部分も、内部も、吸音材を全部取っ払ったら、一番、バッフルの音に近くなった
吸音材ゼロか、せいぜい底面に1枚置くだけのほうが断然良い。
もちろん、低音の量感はバッフルとは大違いだ。
低音の質は軽く、市販スピーカーのようにタイトに締まった感じではないが、どちらかといえばバスレフよりバックロードホーンに近いような気がする。
中域もポンポン飛び出すようになった!
それにしても吸音材で音がずいぶん変わるもんだ。
特に、内部のスピーカーユニット近くの背面吸音材の影響が大きいようで、ここに貼ると音像は締まるけれど中域も低域も力感、スピード感がなくなり、音が引っ込む。
吸音材の種類でも音は変わる。
グラスウールは中高域の消音には効果的だけれど低音には影響が少ない。チクチクするのも嫌いだ。
フェルト系は音圧のピークが減っておとなしくなる。これも気に入らない。
100%ウールの断熱材は効きがおとなしく、癖は出にくい。硬く腰があって使いやすいので、僕は好きだ。 少量なら建材サンプルでもらえるのでタダだし
吸音ゼロでは中域が盛大に漏れているからボーカルの音像は多少滲むのだが...多くのソフトでは、長所が欠点を上回っている! 台形で定在波が少ない構造のせいか、強い共鳴音は出ないようだ。
オールドJAZZなら、絶対ゼロですね!
音楽に合わせて可変できるように、外付けの吸音チューニングフィルターを作ろうかな
いつものアンプSHOPミズナガさんにお願いして FET-MCヘッドアンプを製作して頂いた。
MCカートリッジ DENON DL?103を買ってからノイズを我慢して使ってきた。 ミズナガ・プリアンプはMMポジション専用なので、ゲインはボリューム最大でやっとである。
こんな状態ではSN比が悪いけれど、MM型のSUMIKO PEARLよりはるかにキレが良かったのだ。
そこで、ようやく念願のヘッドアンプを導入することに。
MCトランスでも良いのだが、品質の良いものは3万円以上するしカートリッジとのインピーダンスの相性もある。 電源もいらないトランスに何万円も出すのは気分的にもったいない。
そこでミズナガさんに相談すると、なんと中級MCトランス並みの価格で製作して頂けることに! しかもローノイズ化のため電源部は別体である!
ゲインは22dB、インピーダンス切り替え付き。
ミズナガ・FET-MCヘッドアンプ → ミズナガ・真空管フォノ&プリアンプ → ミズナガ・ハイブリッド100wパワーアンプ
というオール特注・フル・ミズナガ・システムが完成!
(特注というと高価に思われそうだけど、驚くほどリーズナブル!)
ローノイズ化の必要な入力段と、大出力が欲しい終段がFETで、あとは全て3極真空管構成。
音を出してみると、SN比はバッチリだ! 通常音量でノイズは聞こえない。
ヘッドアンプの音、というのは特に感じない。
全体的にクリアでレンジがよく伸びた感じだが、これはDL103の音なのだろう。
MM型のSUMIKO PEARLよりはるかに良い! キレと解像度が違う!
音はカートリッジ次第だが、MC型はたくさんの種類があるので、今後のアナログシステム構築が楽しみである。
レコードを買うのも楽しくなる!
MCカートリッジ DENON DL?103を買ってからノイズを我慢して使ってきた。 ミズナガ・プリアンプはMMポジション専用なので、ゲインはボリューム最大でやっとである。
こんな状態ではSN比が悪いけれど、MM型のSUMIKO PEARLよりはるかにキレが良かったのだ。
そこで、ようやく念願のヘッドアンプを導入することに。
MCトランスでも良いのだが、品質の良いものは3万円以上するしカートリッジとのインピーダンスの相性もある。 電源もいらないトランスに何万円も出すのは気分的にもったいない。
そこでミズナガさんに相談すると、なんと中級MCトランス並みの価格で製作して頂けることに! しかもローノイズ化のため電源部は別体である!
ゲインは22dB、インピーダンス切り替え付き。
ミズナガ・FET-MCヘッドアンプ → ミズナガ・真空管フォノ&プリアンプ → ミズナガ・ハイブリッド100wパワーアンプ
というオール特注・フル・ミズナガ・システムが完成!
(特注というと高価に思われそうだけど、驚くほどリーズナブル!)
ローノイズ化の必要な入力段と、大出力が欲しい終段がFETで、あとは全て3極真空管構成。
音を出してみると、SN比はバッチリだ! 通常音量でノイズは聞こえない。
ヘッドアンプの音、というのは特に感じない。
全体的にクリアでレンジがよく伸びた感じだが、これはDL103の音なのだろう。
MM型のSUMIKO PEARLよりはるかに良い! キレと解像度が違う!
音はカートリッジ次第だが、MC型はたくさんの種類があるので、今後のアナログシステム構築が楽しみである。
レコードを買うのも楽しくなる!
2007年09月05日
顔検出AFは当たり前になりつつあり、僕のイクシも結構当たる。
しかし、ここまで進化するとは....
ソニーのデジカメ、DSC?T200 の仰天機能...
写真とは、お目当ての人が笑っていればそれで良いのか?という真面目な批判はおいといて
地顔が「にやけ顔」の人は連射しまくり??なのもいいとして
スマイルレベル「強」でもなかなかシャッターが切れないときの責任は誰が取る(笑)
冗談としか思えないが....本当に発売されるようだ...
鉄腕アトムが生まれるのも遠い未来ではないかも
しかし、ここまで進化するとは....
ソニーのデジカメ、DSC?T200 の仰天機能...
写真とは、お目当ての人が笑っていればそれで良いのか?という真面目な批判はおいといて
地顔が「にやけ顔」の人は連射しまくり??なのもいいとして
スマイルレベル「強」でもなかなかシャッターが切れないときの責任は誰が取る(笑)
冗談としか思えないが....本当に発売されるようだ...
鉄腕アトムが生まれるのも遠い未来ではないかも
2007年09月02日
フロントロードホーン、バックロードホーン...コンビネーションホーン...
妄想は毎夜限りなく膨らむけれど、一向に進まない...
理由ははっきりしている、新築ならまだしも、増改築するにはあまりに無理があるのだよ...今のエンクロージャーを生かすと、どうやっても不完全だし、手間がかかりすぎる上にリスクも大きい...デザインも難しい...
エコ派(貧乏人)としては、一度作った箱はなんとか使いこなしたい。
ということで。
真夜中に、一番簡単な改造実験を実行!
アルテック600BのTS特性は不明だが、おそらくオーバーダンピング型のユニットだと思う。
バスレフの場合、ユニット振動板面積の1/4程度のダクトでは低音不足だった。
後面開放か、背面にユニット面積に匹敵する開口を設けてようやくバランスしていたが、背面ダクトは低音の力感、スピード感が低下する。これまでどんなスピーカーでもそうだった。
なので(流行語)
前面バッフルに大開口を設けた!
ユニット面積と同等以上の大口径ダクトである。 ノコギリで切るだけだからカンタン とりあえず片チャンネルだけ...
アルテックA7と思想は似ているかも...
110リットルの容積からバスレフ箱として計算すると、ダクトの共振周波数はfd=80Hzとなり、一般的には高すぎるが、低音の出にくい600Bにはちょうど良さそうなのだ。
ダクトがこれだけ大きくなると後面開放にも近いし、音響迷路やホーン、共鳴管的な動作もゼロではないはずだ。
試聴してみると、 おおっ!低音が出てきた!
小さいダクトでは出ないスピード感と量感、背面ダクトとは違う押し出しの強さ...特にベースの弾み方は全然違う!
バスレフっぽいタイトな低音ではない...バックロード、TQWT、後面開放にも似ている...開放的な鳴り方...
中域の漏れが大きいせいか音像の膨らみが気になり、ダクト開口をウール吸音材(断熱材)でふさぐと見事に引き締まった!
吸音材の置き方や密度で中低音の質・量は大きく変わるので、チューニングのしどころだ。 WEやアキシオムでも採用された「音響抵抗」というヤツだろう。
これだけ低音が出てくろと、ツイーターは必須だ。 ホーン型のBEYMA-CP21Fは音色もマッチしていると思う。
正弦波CDでチェックしてみると、バッフルに比べて100Hz以下がグンと上昇し、40?50Hzまではちゃんと聞こえる。 極端なピーク&ディップはない。 バックロードにしたらこうはいかないだろう。
125?200Hzは原理通りバッフルのほうが音圧が高い。これがバッフルの良さでもあるのだろう。
平面バッフルと切り替えながら聞き比べると、バッフルも健闘する
低音が出ないぶん中域がクリアで張り出して、ギターやボーカルは気持ちいい。 バッフルは周囲に反射音が拡散するのでモノラルでも拡がりが出るが、音像はやや後方に下がる。 低音は比較にならないが、バッフルも音程の明確さでは頑張っている。
それにしても大開口ダクトバスレフ...なかなか良いではないか! かなりオールラウンドな音になってきたかもしれない!
今後の展開は...
ユニット部分をショートホーンにすると中域の張り出しが増すだろうが、クリアネスは低下するだろう。
ダクト部分の吸音処理でチューニングしていくだけで、いい線いくかも!
50年前のユニットでこれだけ出れば悪くないのでは?
妄想は毎夜限りなく膨らむけれど、一向に進まない...
理由ははっきりしている、新築ならまだしも、増改築するにはあまりに無理があるのだよ...今のエンクロージャーを生かすと、どうやっても不完全だし、手間がかかりすぎる上にリスクも大きい...デザインも難しい...
エコ派(貧乏人)としては、一度作った箱はなんとか使いこなしたい。
ということで。
真夜中に、一番簡単な改造実験を実行!
アルテック600BのTS特性は不明だが、おそらくオーバーダンピング型のユニットだと思う。
バスレフの場合、ユニット振動板面積の1/4程度のダクトでは低音不足だった。
後面開放か、背面にユニット面積に匹敵する開口を設けてようやくバランスしていたが、背面ダクトは低音の力感、スピード感が低下する。これまでどんなスピーカーでもそうだった。
なので(流行語)
前面バッフルに大開口を設けた!
ユニット面積と同等以上の大口径ダクトである。 ノコギリで切るだけだからカンタン とりあえず片チャンネルだけ...
アルテックA7と思想は似ているかも...
110リットルの容積からバスレフ箱として計算すると、ダクトの共振周波数はfd=80Hzとなり、一般的には高すぎるが、低音の出にくい600Bにはちょうど良さそうなのだ。
ダクトがこれだけ大きくなると後面開放にも近いし、音響迷路やホーン、共鳴管的な動作もゼロではないはずだ。
試聴してみると、 おおっ!低音が出てきた!
小さいダクトでは出ないスピード感と量感、背面ダクトとは違う押し出しの強さ...特にベースの弾み方は全然違う!
バスレフっぽいタイトな低音ではない...バックロード、TQWT、後面開放にも似ている...開放的な鳴り方...
中域の漏れが大きいせいか音像の膨らみが気になり、ダクト開口をウール吸音材(断熱材)でふさぐと見事に引き締まった!
吸音材の置き方や密度で中低音の質・量は大きく変わるので、チューニングのしどころだ。 WEやアキシオムでも採用された「音響抵抗」というヤツだろう。
これだけ低音が出てくろと、ツイーターは必須だ。 ホーン型のBEYMA-CP21Fは音色もマッチしていると思う。
正弦波CDでチェックしてみると、バッフルに比べて100Hz以下がグンと上昇し、40?50Hzまではちゃんと聞こえる。 極端なピーク&ディップはない。 バックロードにしたらこうはいかないだろう。
125?200Hzは原理通りバッフルのほうが音圧が高い。これがバッフルの良さでもあるのだろう。
平面バッフルと切り替えながら聞き比べると、バッフルも健闘する
低音が出ないぶん中域がクリアで張り出して、ギターやボーカルは気持ちいい。 バッフルは周囲に反射音が拡散するのでモノラルでも拡がりが出るが、音像はやや後方に下がる。 低音は比較にならないが、バッフルも音程の明確さでは頑張っている。
それにしても大開口ダクトバスレフ...なかなか良いではないか! かなりオールラウンドな音になってきたかもしれない!
今後の展開は...
ユニット部分をショートホーンにすると中域の張り出しが増すだろうが、クリアネスは低下するだろう。
ダクト部分の吸音処理でチューニングしていくだけで、いい線いくかも!
50年前のユニットでこれだけ出れば悪くないのでは?
2007年09月01日
いや?面白かった!!!
BSで放送したものを録画していて、やっと観ることが出来た!
別に石原裕次郎が好きなわけではないのです。
全編スピード感にあふれ、飽きさせない単純明快なストーリー、切れ味のよい短いカット割り、引き気味のリアルなカメラワーク、建物、セット、衣装から家具や小物まで克明な昭和時代の描写、どぎついほどに鮮やかな総天然色!
「三丁目の夕日」よりずっとノスタルジックで美しい映像!
そして音楽!
製作された1957年はジャズ全盛期で、日本でも音楽のメインストリームだったのだ!
ジャズが金になり、ジャズメンに女の子がワイワイ群がった時代....
現代よりもずっと、音楽が愛されていたと感じられる映画...
PS:大好きな真空管ラジオがあちこちに登場してました。 アルテック600Bがバリバリ現役だった時代です(笑)