2008年04月30日

ネット上の作例です。 あまりに驚いたので、ちょっと拝借します。

いずれも焦点距離25mm、絞りはf3.2、画面周辺部(性能の差が出やすい)を等倍に拡大したものだそうです。
夜景なので色収差とコマ収差に注目。


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↑25mm/f2.8 最近発売された人気の単焦点パンケーキレンズ


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↑14?54mm/f2.8-3.5  僕も使っている標準ズーム


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↑14?35mm/f2  「例のヤツ」です落ち込み




これを見る限り


コマ収差  14?54 <<25単焦点  14?35
色収差   25単焦点  14?54 << 14?35
解像度   14?54 << 25単焦点  14?35  



あらゆる点で、14?35/f2は傑出してますね...
f3.2で既に十分な画質に達している...光源の滲みの少なさは、建築撮影にも最適。

大口径ズームは収差が増えがちだから、これは驚異的なレンズと言えそう。

単にボケ味がきれいなだけじゃなかった...落ち込み


ただし...


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↑14?35mm/f2  f2開放での画像


さすがにf2開放ではコマ収差が盛大に...周辺を等倍に拡大しているので酷く見えますが、まあ普通のズームレンズの水準。 

このレンズ、f2開放での、単焦点も真っ青な とろけて浮かび上がるようなボケ味と立体感 は誰もが認めるところ。

開放での柔らかい描写と、1段絞ってのキレ味、両方楽しめるレンズと言えそう。

ポートレートならf2開放が面白いし、建築撮影ではf4で完璧だ。

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カメラと写真 ~2009 

2008年04月29日

明け方まで仕事で、一眠りすると...

輪友、かつさんから電話。 

「これから走らない?」
「頼む、もうちょっと寝かせてくれ...午後から行こう」



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フィットネス 

2008年04月25日

忙しいので妄想の続き音符

618レプリカ密閉型エンクロージャーは、低域の伸びはイマイチだが癖が少なくて定位と音場感が良い。 バスレフにすると途端に中域に癖が出る。

なぜだろう? 

バスレフ型は、ポートから漏れる中高域が、想像以上に「悪さ」しているのではないか?


では低域を伸ばし、なおかつ中域の漏れを減らすには?

1.ダブルバスレフ
10?16cm用には何度も作ったが、レンジはぐんと伸び、深々と、ふわっとした柔らかい低音。 
箱が大きくなる。 30cmではどうなるだろう?

2.パッシブラジエータ
20cmユニットで実験したことがあるが、確かに中域の漏れは少ない。 立ち下がりが悪くブーミーになりやすい。 ウーハーをラジエータ代わりにすると、端子間ショート抵抗で電磁制動をコントロールできるのが面白かった。 コストはかかる...ジャンク品のウーハーが良いかも。

3.大型密閉をバスブースト
120リットルなら50Hzまでフラット、40Hzで6?10dBダウンでいけそう。 中低域にピークがなければトーンコントロールで補正できる。 これが現実的?


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新顔のCDプレーヤーは快調音符


PCオーディオのキレ味とはまた違う、静けさ、音場の深さに病みつき笑顔

どうやら主役交代となりそうだ。

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オーディオ 2008 

2008年04月24日

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CD、アンプが固まった。 フィリップス・アルニコという素晴らしい12インチユニットにも出会えた。 パッシブイコライザでかなりフラット化も出来た。


現状での問題は、ほぼ1点に集約されつつある。


フィリップス12インチの住処となるエンクロージャーだ。

自作アルテック618レプリカエンクロージャーは決して悪くない。
響きも心地よいし、絶妙のプロポーションと傾斜バッフルのせいか変な定在波も感じない。 このサイズと重量で、こんな薄い板で、こういう音が出せるということには驚いた。

しかしこれは元々、WE755系を入れるために作られたものだ。

つまり8インチ用の設計なのである。
バッフル穴口径の違いで12インチ用が618Bとして用意されてはいたが、あくまで「流用」と見るべきだ。

コーンの軽いフィリップス12インチには、やはり小さすぎるのではないか?
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t/sパラメータが不明なので正確には計算できないのだが...現代に比べてQの高いユニットであることは間違いない。 
ネット上で見つかった20cm版のt/sパラメータから想像し、仮にQts=0.7、Vas=150Lとして計算すれば、密閉型でもピークなしで伸ばすには最低でも120リットル以上必要だ。 

試しに容積600リットル(!)、ユニット径と同じ大口径ダクトにすると、25Hzまでフラットになる(笑)

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これまでの経験でも、「癖は少ないが開放感に欠ける」、「箱の中から音がする」、「低域が深く沈み込まない」というのは容積不足から来る。


110リットル級のバスレフ箱なら、昨年自作して使用していた 
これはそれなりに良かったが、問題もあった。

・大きすぎてセッティングが調整しにくい。
・広いバッフルのせいか、押し出しは良いが音場の広がりがなく、定位もシャープに決まらない。
・大きく重くなるほど、相対的な強度が確保できず、共振をコントロールできない。重量級の割りに、付帯音が付いていた。
・小口径バスレフの音は好きではない→ユニット面積並みの大口径化すると良くなった。



音場・定位感は今の618レプリカ箱のほうがはるかに良いし、セッティングでコントロールしやすいのである。


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そこで次回プロジェクトの構想はこうだ。



「フィリップス・アルニコを骨までしゃぶる計画」


・ツイーター無し、フルレンジ1本でワイドレンジに挑戦 
・容積をできるだけ大型化し、Qの上昇を防ぐ→目標は120リットル!
・なおかつ、インテリアを崩さず、移動・微調整できるサイズ・重量に
・セッティングで音質調整しやすいセミ・フロア型
・低域レンジ40Hzを目標とし、スリット型ポートを検討、fdも調整可能、密閉も可能に幅広くチューニング
・バッフル面を極小化、ラウンドバッフル化?
・板厚を増やさずに強度を増す、B&Wのようなマトリクスフレーム構造
・クラシック・モダンデザイン




デザインイメージは、国産モニタースピーカーの名機、三菱2S?305???

これは160リットルだから、ひとまわり小さくできる。


いかに小さく見せるかが、鍵になりそうだ。

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オーディオ 2008 

2008年04月23日

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真鯛(1匹700円)のオーブン焼き
ホタルイカ(1パック198円)とブリのカルパッチョ
ツナとトマトのパスタ

800円のオルヴィエート・クラシコ


安価でおいしい、富山のイタリアンの出来上がり音符

レストランなら1人分以下の値段で、家族6人たっぷり食べられます笑顔

夏になれば、トマトも自家製にびっくり

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酒と食 
コンパクトディスクというフォーマットは、誕生から30年が過ぎようとしている。
こんな時代に、よく続いているなと思う。

録音現場のクオリティや機器の進歩から考えると時代遅れの規格であることは間違いない。 しかし、いまだこれに代わるフォーマットは確立されていない。 DVDオーディオは消え、SACD?何それ?という感じである。

今後はネットによる音楽配信がメインになっていくのだろうが、ジャケットを含む物理的なメディアは完全にはなくならないと思う。
大多数のユーザーがCD以上の音質を求めていないという問題もある。



さてCDプレーヤーが壊れてから3ヶ月。

オーディオマニアでありながらCDが聴けない、という状況に耐えられたのはPCオーディオのおかげである。

仕事中のBGMとしてはこんなに便利なものはないし、音質も十分良い。

ソフトンUSB?DACを通して聴くwavファイルの音質は、壊れた9年前のCDプレーヤー(DENON1650AR)をしのぐ。
DENONのCDが、パワフルだが賑やかでやや平板、聴き疲れするキャラだったこともある。
特にfoobar2000でasio出力した場合のDレンジは、明らかに上だった。
ハイファイソースとしての不満はほとんどない。


しかし、PCオーディオが完璧というわけではない。


1.曲間にプチプチノイズが入ることがある。原因不明。

2.PCを立ち上げなくては音楽が聴けない(当たり前か)
平日のBGMや息抜きには良いが、深夜に疲れたときや休日にPCから聴くのは気分が良くない。よってアナログレコードを聴くことが多くなる。

3.HDDを酷使することになる。 仕事にも使うのでちょっと気になる。

4.HDDへリッピングして終わり、では音楽ソフトへの愛着が薄れる。
ジャケットを眺めライナーノーツを読んで聴くほうが記憶に残るものだ。 この点ではアナログディスクは対極にある。

5.リモコンが使えない。 デスクへ戻ってマウス操作は、ちょっと興ざめ感がある。



結論としては、PCオーディオは便利だが、万能ではない。




さて、長々と理屈を並べて




CEC?TL51XRを導入びっくり


以前の記事で膨大なアドバイスコメントを頂き、その中でも圧倒的な支持を得た。

実はお店での試聴はしていない。 
このあたりには置いてないし、あってもお店の環境でCDのようなデリケートな機器を、正確に聞き分けるなんて僕にはできない。

決定した要因は、「コストに比例する」以外の魅力があるように思ったからだ。 
なんといっても、ベルトドライブ・トップローディング式という個性。

CDプレーヤーを買うのはおそらく最後になるだろうから、あまりに安い普及機は嫌だ。かといってハイエンド機を買うお金はない。 
10万円の予算で、PCオーディオとは明らかに違う個性を持ったプレーヤーが欲しかった。

蓋を開けてCDをかけ、スタビライザを載せて蓋を閉めるという独特の「儀式」も、PCオーディオと差を付ける意味では好感が持てる。 
可動トレイが無いので壊れる箇所も減る。


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他のアンプ類(タカチのアルミケース)と色がそっくりなのも決定要因の一つ。 
すっきりシンプルで、海外製品のような佇まいである笑顔

仮に納まっていたラジオはひとまず退散落ち込み

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トップローディングは初体験だが、とても楽しい笑い なんだかハイエンドっぽい気分が味わえる(笑)  
この仕組み、子供には絶対にバレてはいけない落ち込み 何が詰め込まれるかわからない困った

外装仕上げに比べると、本体ボタンの操作感はいまいち高級感に欠けるし、リモコンは恐ろしく安っぽいが、まあ許そう...


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まだCD数枚のテストだが...

最初の一音から、DENONとは全然違う音であることがわかる。
PCオーディオ(ソフトンUSB?DAC)とも違う。

第一印象は、 「とにかく静かな音」

こういうのを、雑誌では「聴感上のSN比が良い」とか言うんだろうか?

静寂の中に、繊細な音がフッと浮かぶ感じ。 音場が深く音像はとても小さい。

DENONのような派手さはない。 
では甘い、眠い音なのか? そうでもなさそうだ。

ボーカル、ピアノ、シンバルなどでは、高域に輝きと艶が乗り、ベースの低域は柔らかいようだがグッと深く沈み込む。 
スピーカーのfレンジが上下とも広くなったように感じる。 

瞬発力とかDレンジではPCオーディオ(asio出力)に負けるかもしれない。
しかし51XRの静けさ、繊細さ、滑らかさはとても特徴的だ。


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パッと聴きで違いがわかるというのは、CDとしてはかなり個性的ということだろう。

ゴリゴリ、シャープでパワフルな音を好む人もいるだろうが...
僕はこの音が好きになれそうだ。 真空管アンプやヴィンテージスピーカーに似合うと思うウインク

駆動系やコンデンサなどはエージング効果もあるだろうから、しばらく聞き込むことにしよう。



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オーディオ 2008 

2008年04月21日

こんなものが出てきた...


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全国紙だったので、「ファン代表」になった気持ちでしたよ。

ラジオ番組への投書が掲載されるのは、とても珍しいことでした。

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真空管ラヂオ 
若い頃に「マラドーナの再来」と呼ばれた選手はたくさんいるが、実際にそうなれた選手はいない。 
メッシは彼に最も近づける選手だろう。


すごい映像を見つけた→ 5歳のメッシ

メッシよりも驚いたのは、まわりの子ども全員がまともなサッカーをしていることだ。
鋭いスライディングもあるが、ボールに行くばかりでなく組織的ディフェンスをしており、みんなとても5歳とは思えない。

これじゃ、日本のサッカーが追いつく日は永遠に来ないのかも?

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サッカー 

2008年04月20日

疲労がたまりすぎたのか、日曜なのに何にもやる気が起こらない...



ふと興味本位で、「貴公子」の中身を見てみた。
(とっくに生産中止されているから問題ない?)

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驚いたのは、内側まで突き板仕上げがされていること。 なぜだろう?
隅がところどころ補強されているが、試聴を重ねて決められたのだろう。

ネットワークはごくシンプルな12dB/octでインピーダンスやピーキング補正も入っていない。
低域の並列コンデンサは普通の電解だが、ツイーターには大型の缶入りオイルフィルム(?)が使われている。
ケーブルは太くしっかりとハンダ付けされ、余計な端子台など使わず素子のリード線を直結・最短配線されている。ボードは制振材を挟んで浮かせてある。
ターミナルにコイル線が直結されているのは音質優先か手間を減らすためか?アマチュア的で面白い。 

目玉であるスピーカーユニットは、見るからに高級そうなアルニコマグネット。
吸音材はアクリルウール?がふわりと充填されており、壁面には防振材のようなものも貼られている。

うーん、1988年当時に65,000円はお買い得だったのではないだろうか。

ただしコイルは普通のコア入りだから、大型カットコアコイルに替えたら低音はぐんと良くなるかもしれない。

ユニットだけを見ると、「これを使って自作を...」なんて妄想するが、外観を見るとすぐさま反省する。
やはりこれは血統書付きの貴公子なのだ。

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オーディオ 2008 
うっすら雲がかかってますが、それなりに撮れました。


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E?3 70-300mm トリミング

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カメラと写真 ~2009 




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