2005年09月03日

さいたま市で住宅設計の打合せがあり、せっかくなので近くの別所沼公園にある
「ヒアシンスハウス」 を見てきました。

24歳で早逝した叙情詩人であり優秀な建築家の卵でもあった立原道造。
「ヒアシンスハウス」は1938年頃に別所沼に構想された週末住宅で、
美しいスケッチをもとに最近になって関係者の努力により建てられたものです。

簡素だけれど印象的なシルエット。
練り上げられた平面プラン、窓廻りの手の込んだディテール、
そしてなんといっても心地よいヒューマンスケール。
「家なんてこれで十分」と思える、極小だけれど思索にふけるには理想の、素敵な小屋。

ただし後から付けられたと思われる安っぽいカーテンとレールはやめてほしいし、
当然ながら資料館という性格上、「住まい」の空気は流れていません。
それでも、よいものを見ることができたと思います。

建築というものは、建築家の精神性をそのまま表現するものです。
彼は死の床でこう言ったといいます。

「五月のそよ風をゼリーにして持ってきて下さい」

道造がもう少しだけ長く生きて実際にこの家を建てていたら...
60余年を経た本物の「ヒアシンスハウス」を見たかったと心から思います。


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E?1 7?14mm/14-54mm


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道造のスケッチ









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建築とデザイン 

2005年08月31日

GR?Dというカメラがもうすぐ出るらしい。
銀塩時代に一世を風靡したコンパクトカメラのデジタル版である。
どんな仕様で来るのか、カメラマニアの間では話題沸騰中だ。
リコー公式ブログもできた。さあ楽しみ!


ところで、「オベリスク」の配線をいじってみた。

8Ω×3本直列×2並列=12Ω だったのを、
8Ω×2本直列×3並列=5.3Ω とした。

インピーダンスが低い方がアンプのパワーは取り出しやすいと思う。
並列の方がユニット間の干渉も少なくなるのではないか。
音がどう変わるかはまだわからない。

ついでに配線材をキャプタイヤ1.25スケアに変更。
これまでの経験では、中途半端に高価なケーブルより電力用キャプタイヤのほうが音に力が出る気がする。超高価なケーブルは知らないけど...
キャプタイヤケーブルは、被覆が頑丈で各線材も太いから振動に強いのではないかと思う。なんといても価格が魅力。なんと85円/m!
世の中には100,000円/mのケーブルがある。オーディオとは異常な世界だ! 

とにかく、TQWTバスレフ化の効果は抜群だった。
ベースが弾み、打楽器もビシッと止まるようになった。

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オーディオ 2005~2007 

2005年08月30日

ジャン・フィリップ・ヴィレというジャズ・ベーシストがいて、最近はこればかり聴いている。

澤野工房 というジャズレーベルから出ているのだが、このレーベルが大好きだ。

ヨーロッパの優れたジャズプレーヤーを次々と紹介しており、
ジャケットはどれもモダンなデザインで写真が素晴らしく、生々しい録音も本当にすごい。

ヨーロッパのジャズ・プレーヤーはアメリカとは確かに違う気がする。
どのCDを聴いても、お洒落で気が利いていて気品があって、芸術性が高い。
スイングするというより、クラシック音楽に近いものを感じたりもする。

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オーディオ 2005~2007 

2005年08月27日

思いつくといても立ってもいられず、さっそく改造してみました!

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直径50mmの孔を4個あけ、長さ75mmの紙パイプをエポキシで接着しただけです。
4個に分けたのは、ダクト面積を変えてチューニングするためです。
どこまでも「可変」にこだわっていますね...
だってそのほうが楽しいから...

全部開放した場合には共振周波数は約54Hzになりますが、ひとつ塞ぐごとに5?6Hzづつ下がっていきます。
面積が変われば音の出方も変わるでしょう。

ちょっと聴いたところでは、低音限界は確かに下がっているようです。
低音の出方がかなり変わり、ブーミーさは減り、いままで出ていなかった低い音(大太鼓など)が出やすくなっています。特長であった開放感はちょっと後退したかもしれません。
でもいわゆる「バスレフらしいダンピングの効いた低音」とはちょっと違います。
やはり共鳴管動作が支配的なのかもしれませんね。

打ち込みのドラムやベースの音はなんだか力が抜けたような音。
ウッドベースなら自然な音で鳴ります。
よくいえば自然な、風のような軽い低音。
腹にズシンとくる低音ではなく、ブワッと吹き抜ける感じです。
ロックでも、エリック・クラプトンの「アンプラグド」のようなアコースティック系ならとてもリアルに聴かせてくれます。

追加したFE83Eもエージングが進んで、だいぶ音がまとまってきました。
かなり涼しくなってきたので、音楽を聴くにはいい季節です。





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オーディオ 2005~2007 
アトリエのメインスピーカー「オベリスク」にさらなる改造を計画中。  c0538324.jpg


現段階での「オベリスク」を評価すると、

<長所>
ラインアレイ(トーンゾイレ)配置による音の浸透力、
 反射の抑制 (これはほんと実感できます。こんなライブな部屋で7?8m離れても平気)
・普通のスピーカーと全く違う、あっけらかんとした開放的な音
・繊細微少な音もきちんと聴き取れる感度の良さ
・8cmユニットにしては低音がパワフル
・特異なデザインがアトリエに似合っている?

<短所>
・中低域に共鳴音と開口漏れによるクセがある
・100?200Hzは十分だが100Hz以下の低音はぐっと下がり、50Hz以下は出ていない (クラシックでは致命的!)

とにかく普通のスピーカーとは全然違う音がする、ある意味「ジャジャ馬」ですが、
こいつをもっとうまく乗りこなしてやろうと思うのです。

現段階のアイデアとしては、

可変扉に大口径バスレフポートを付ける

というものです。
このスピーカーはチューニングできるように可変式の扉のような開口部を持っています。
この開口部を塞いだときには嘘みたいにクセのないすっきりした音に変身するのです。
しかしこれでは大型密閉箱となり、低音はダラ下がりになります。
オベリスクの特長である「元気の良さ」も後退してしまいます。 f39bbb41.jpg


そこで、可変扉に面積50?100cm2、長さ10?15cmくらいのバスレフポートを設けます。
オベリスクは共鳴管であり、恐らく50?250Hzの間で強い共鳴を起こして低音を稼いでいるわけですが、「管」ではなく「箱」として考えると約35リットルの内容積があり、FE83E×1本あたり6リットルくらいになります。
ちょっと大きすぎるくらいですが、この「箱」にバスレフ動作(ヘルムホルツの共鳴箱理論)による共振をさせてやろうというのです。
この場合、バスレフポートは50?60Hzで最大振幅をとる第7のスピーカーユニットとなります。
なおかつ大口径ポートとすることで、共鳴管動作も殺さないようにしようと考えています。
大きな孔が空いていれば、共鳴音はここから漏れてくると思われます。

共鳴動作とバスレフ動作が互いにどのように影響するかは、正直言ってわかりません。

しかしこうしたTQWTバスレフというのは海外のマニアの間ではよく製作されていて、よい結果を出しているようです。

今回の狙いは、中低域のクセを殺し、50hz前後の低音を増強し、オーケストラが気持ちよく聴けるようにすることです。

しかも、いろいろ変化させて楽しめるのです。

1.開口全開でTQWT(共鳴管)→ 元気いっぱい、ジャズ向き
2.開口を閉じてTQWTバスレフ→ 低音ゆったり、クラシック向き?
3.ポートも閉じて密閉型→ すっきりくっきり、ギターやアカペラ向き


と3種類の音を使い分けることが出来るわけです。

孔をあけてポートを付けるだけなので、改造は1時間もあればできます。
さあ、結果が楽しみです!

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オーディオ 2005~2007 

2005年08月24日

エド・ヴァン・デル・エルスケンの「セーヌ河岸の恋」は自分が一番好きな写真集のひとつ。

それぞれが珠玉の作品である写真集ですが、フォトストーリーにもなっています。

メキシコ移民の若者が、パリの夜の街で恋をする。
実際には写真と関係ないフィクション(ノンフィクションの部分もあるかもしれない)
なのですが、リアルでロマンティックな、美しくも悲しい恋愛物語になっています。

50年代のパリの若者たちのつくる空気が伝わってくるようで、
何度読んでも感動する写真集です。


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カメラと写真 ~2009 

2005年08月23日

メキシコ在住の親友からすごい写真が送られてきた。

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先日のツール・ド・フランスのゴール近くで撮影したという。
カメラは数年前、当時初心者だった彼に僕が譲った中古のオリンパスOM1。

露出もピントも巻き上げもすべてマニュアルの、30年前の機械式カメラである。
国際協力で僻地へ行く彼には、電池がなくなっても、どんな状況でも動くカメラがふさわしいと思ったのだ。

沿道の至近距離から、しかもレンズは望遠の200mmだったというから驚きだ。
なにしろプロトン(集団)の速度は軽く50kmくらい出ていたはずだ。
一発必中、見事な居合い抜きである。

日進月歩のデジカメに比べて、OM1というカメラはもう古くなることがない。

それにしても、あのOM1をまだ使ってくれていただけでなく、
ツールの檜舞台でこんな写真を撮ってくれたなんて、なんだか僕も嬉しい。


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自転車とフィットネス 

2005年08月20日

今日は写真サークルのOMNIAの仲間達と花火大会。

すんごい人だったが、打ち上げ場所の正面を取れて、風向きもよくて素晴らしかった。
思ったより近くて、カメラで追うのが結構難しかったけれど、何枚かはうまく撮れました。


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E?1 14-54mm




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カメラと写真 ~2009 

2005年08月19日

今日は東京時代に9年間働いていたINA新建築研究所にお邪魔した。

実に5年ぶりだったけれど、ずいぶん人が増えて、知らない人がたくさんいた。
特にマンションの景気がよく、増員しても追いつかない状態だそうだ。

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Wさん、Nさん、Kくん、Tくんと飲みに行き、久々の建築談義が楽しかった。
Kくんは結局朝まで付き合ってくれました。ありがとう。

それにしても朝5時の歌舞伎町ってすごい。
なんでこんなに人がいるんだ?

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酔っぱらってます




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カメラと写真 ~2009 
表参道で話題の建築を見てきた。

まずはhhstyle-CASA
アルマーニ・デザインの家具や雑貨を売っている店。
店員の丁寧な対応も素晴らしくて、革のトラベルバッグなど、思わず買いそうになってしまった。

建築としてもなかなかいい。
デッキプレートによる流れるような空間に、アルマーニの家具はうまく溶け込んでいた。
コンクリート柱もシャープな鋭角を見せ、スキップフロア構成も巧みで、単純な線と面の組み合わせで非常に複雑な空間を生み出している。
濃い色に塗られたフローリング、いつもと違う白に塗られた金物類もこの空間にぴったりだ。
鉄板で出来た外部もオブジェのようでインパクトが強く、エントランス前の広場空間も建築をより豊かに見せている。とにかく一目見てハッとさせる建築である。
個人的には、安藤さんの作品では最高の出来映えではなかと思う。

4fbc9cc6.jpg



もうひとつは、まだ建設中だが足場が取れ始めた、話題の建物。

名建築中の名建築、同潤会青山アパート」の建て替え計画である。
正直いって、これでいいのか?と思ってしまった。
カーテンウォールがびっしり立ち、「透け」や「抜け」が全くない。
旧同潤会青山アパートの豊かさは、分棟された配置の妙と、共用階段室や中庭が街に開かれていたことにあったと思うのに。
バルコニーのディテールにも、六甲の集合住宅のような切れ味を感じない。
まるで公団住宅だ。
これが安藤忠雄か?ほとんど森ビルの設計ではないのか?と疑いたくなる。

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なんだか、がっかりしてしまい、
大好きな「コープ・オリンピア」でお口直し。

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建築とデザイン 
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