2008年06月17日

お気に入りの作家さん(アトリエ・フィスク)がアリアナに来ているので、お昼がてらに覗いてきました。

メインは革細工ですが、今回一目惚れしてしまったのは...


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アフガニスタンで出土するアンティーク・ローマンガラスのネックレス。 1000年以上も前のガラスだそうです。 

微妙な透明度を残しながら、表面が銀色に腐食(銀化)しています。 ゴツゴツ感もなんともいえない... 
濃いー肌の色にも合ったのか落ち込み これだっびっくりと思いました。 かけると不思議と、気分が新鮮になるんですよね。
たかがガラス...ではありますが、こういうものは、「出会い」かも。


作家さんによれば「これを男性に買ってもらったのは初めて」とのこと。

僕もこれまでの人生で、自分用にアクセサリーを買った記憶は...ないかも落ち込み


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雑記 
一度はめげそうになったが...FDさんの励ましに勇気づけられ...
大切なことを思い出したのだった。




男は黙ってフロントロード音符




深夜にハッと思いついて、1時間で板取りまでほとんど決まったびっくり

N 「一日中設計してるね」

R 「使う筋肉が違うからね」


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集成材4枚を無駄なく使うエコな板取り音符 これ以上減らすことはできない極限びっくり
なるべく板にストレスをかけない構造で、加工・組み合わせも最小限の短工期設計OK
ユニットの振動からフローティングされている独立バッフルだから出来ること?
無理な応力は不要な共振や鳴きの原因になるので、構造は単純な方がいいびっくり


基本はショートホーン、そして可変バッフルによる仮想ビッグホーンに変身...
床面反射を考慮すれば、10,000c?以上の大開口に匹敵する...はず落ち込み
カットオフはせいぜい200Hzだけど、中低域の音圧感は期待できる...

ウイングバッフルを畳めば最小限に...下部にアンプもすっきり納まり...
フルレンジ1発を超えたスケールで、眼前が音楽で埋め尽くされることを夢見て....ムフフラブ

ここまで来れば、実施設計は簡単です笑い

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オーディオ 2008 

2008年06月16日

考えれば考えるほど、堂々巡り...あれを立てればこれが立たない...

「これだっ」と思っても、コストと施工性の壁が困った
「完璧っ」と思っても、インテリアとの調和が×


これじゃーいつまでたっても出来ません。




原点に戻らねば。



こういうときは、初期コンセプトを確認びっくり





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・フルレンジ1発にこだわる! フィリップス12インチのワイドレンジを生かす
・ユニット直接支持によるメカニカルアース
・音離れ、音飛びの良さ
・音像は大きくてもよい、空間を音で満たすイメージ
・軽やかで自然な低域
・ネットラジオや古いLPも雰囲気良く聴かせる、張りと太さと厚みのある音
・ローコスト、簡単施工





スピーカーですっ音符ウインク




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フロントロードは魅力的だ。
 
バラック実験でも、中低域がかなり上昇するためパッシブイコライザを無くせる可能性も感じられる。 
トータルでかなり能率が上がり、中域以上はたぶん100dB/wを超えるだろう。 
独特の音圧感と音飛びは他で得られない魅力があって、広すぎるアトリエでは効果絶大だ。

しかし、これに対して低域を稼ぐためにフロントロード+後面開放箱とすると、あまりにも大きくなり過ぎる。
巨大な可変折り畳みバッフルも有力だが、耐えられるルックスに仕上がるだろうか。
スピーカーは「家具」であるから、音さえよければいいというものではない。

SR風にサブウーハーを加える手もあるが、コストも置き場所も調整も簡単なことではない。 マルチならたくさんの人がやっていて、僕の性格ではあのレベルには到達できっこない。
シンプルな「フルレンジの活け作り」は学生時代から20年間ずっと好きだ。



なんでもいいから、まずは作ってしまうべきか...



こうして休日も図面ばかり描いてるRoberto.....楽しいウインク


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オーディオ 2008 

2008年06月15日

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建築は決まったびっくり





スピーカーは、まだ落ち込み

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オーディオ 2008 

2008年06月13日

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同業の方で、オーディオ好きな人は結構いるようです。
そして、どこかに共通点があるような気がする...

最新のハイエンド機器を揃えて、ケーブルやらインシュレータやら電源やら懲りまくる...
やっぱヴィンテージのシアター用に限る...
自作スピーカーは長岡式でなければ...



...とは、正反対では。



自分で考えることが何より好き。
理屈のわからないオカルトは嫌い。
自作もするが、それなりに美しくなければならない。
木工が好き。
電気は苦手。
人と違うこと=価値。
ローコスト=価値。
オーディオ以外の分野から発想する。
楽天的、ポジティブ。
仕事に煮詰まるとオーディオをいじり始める。



どうですかはてな



建築もスピーカーも、良い案が浮かびましたウインク


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オーディオ 2008 

2008年06月12日

一年に何度か、アナログレコード専門店へ行きます。 予算は1万円。

なんとも節奏のないラインナップ...

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久々にお店でイタリア料理を食べました。

VIVA LA VITA

僕にはあまり馴染みのない北イタリア風のメニューで、すごく丁寧な作り込みに大満足笑顔 お薦めです。
ちょっと飲み過ぎたかも...

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オーディオ 2008 

2008年06月11日

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E-3の故障を経験してから、サブも必要なのかなあと考えたりしている。

しかし、フィルム時代とは事情が違うように思う。

あの頃は感度や色の違うフィルムを詰め、常に最低2台を持ち歩いていた。
レンジファインダー、一眼レフ、コンパクト、クラシック、そして中判などいろいろ使った。 カメラを使い分けるのは、趣味としても楽しいものだ。

「画像処理」はフィルムと現像所の仕事であるし、カメラは単なる撮る道具であったから、いろんなカメラを使っても混乱はなかった。
極端に言えば、カメラの機能とはシャッターと巻き上げ、そしてファインダーくらいだったのだ。 



しかしデジタル時代は違う。

デジタル一眼レフカメラは、全てを司るオールインワンの機械である。 高性能なパソコンと同じといっていい。
画像の品位はそのカメラの性能で決まってしまう。毎年のように進歩し、画質は向上する。
iso感度やホワイトバランス、シャープネスもカメラで設定できる。 撮影から画像処理の初期段階までやってくれるわけだ。
パソコンは、使い慣れた1台ですべてをこなすのが一番いい。

高価なサブ機を買っても、本当にバックアップになってしまい、滅多に使わないうちに数年で旧式化してしまう困った


ポケットに入るようなコンデジで、一眼レフ並みの画質で撮れてこそ、真のサブカメラと言えるのではないか。
そう、フィルム時代のGR-1やTC-1のように。

しかし残念ながら、いま買いたいと思えるような高性能コンデジはない。
GR-Dの画質はいまひとつだし、シグマDP1は画質は良いがレンズの出っ張りが邪魔だ。


サブ機を買うよりも、高性能な交換レンズに投資するほうが良いウインク
そしてカメラボディは、最新型1台を使うのが良い。
レンズ性能の進歩は極めて遅いので、ボディ交換式レンズと考えた方が合理的である。

だから14?35/f2、7?14mm/f4のような高性能レンズを買う価値は、フィルム時代にも増しているのかもしれない。

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カメラと写真 ~2009 

2008年06月09日

知人がふらりとアトリエに。


NS-1classicsの同期生がやってきた笑顔

「煮るなり焼くなり売るなりお好きなように」と、タダで笑い
高校生の頃に「流行っていたから」と購入したが、ほとんど使っていなかったそうだ。


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パイオニアS-55TWIN-SD 


1988年といえばバブル前期、ニッポンオーディオ最後の輝きを見せた頃。

バーチカルツインというコンセプトで大ヒットした初代に続く改良版である。
日本のトールボーイスピーカーの先駆となったモデルで、当時お店で聴いた記憶もある。


さっそく試聴音符

一聴して、低音の豊かさに驚く。
いかにもバスレフらしい、量感たっぷりの低音。 低域寄りの落ち着いたピラミッドバランスはサイズを感じさせない。
定位もほどよくまとまり、ゆったり音楽を聴くにはこれで十分かもしれない。

だがしばらく聴き込むとはてなというところも出てくる。

高域は輝かしくてクリアだが、ウーハーの中域が重く暗い。
ジャズやロックよりはクラシック向けだろうか?
中域がやや薄めで張りがなく、ボーカルはあまり前に出てこない。 
このあたりは88年当時の典型的な音作りではないかと思う。 ニッポンオーディオが急にソフト&メロウ路線に舵を切り始めた時代である。

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しかし同期のNS-1classicsとは全然違う音だ。
あの貴公子もソフト路線ではあるが現代でも通じると思わせる品位を持っている。 
S-55twinはそういう感じはしない。 当時の価格も半分くらいである。

能率はNS-1cよりかなり高くて鳴らしやすいが、エンクロージャーの強度はやや足りず、大音量では箱鳴りもあるようだ。 高域はちょっとシャリシャリする。
もう少しエンクロージャーがしっかりして、中域の密度感もあれば良いスピーカーになりそうだが...


さて中を覗いてみる笑顔

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バイワイヤリングはこの頃から流行り始めたと思う。ターミナルは大きくてしっかりしている。
エンクロージャー内部はフェルトがたっぷり詰められている。 パーチクルボードは薄く、サイズに対して強度不足に感じる。
ネットワークは12dB/octだが2個のウーハーに独立したフィルタを通している。 
定数もクロス3.5khzから計算するとかなり変則的。コイルが2.2mHとかなり大きくスタガー気味で、クロス付近の中域を抑え込んでいるようだ。
これが中域の引っ込みにも関係しているかもしれない。

ツイーターにアッテネータが入っていないのは良い。
ウーハーがけっこう高能率でかつ並列ダブルでバランスさせているのだろう。
ただしコンデンサは電解なので、良質なフィルムコンデンサにすれば音は大きく変わると思う。
シンプルな6dB/octにしてウーハーの中域をもう少し出してやるのもいいかも。 
0.47mHの空芯コイルと6.8μFのフィルムコンデンサで...暴れは出るかもしれないがキレ味は増すと思う。


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14cmウーハーの取付けはミッドシップマウントという、当時のパイオニアお得意の手法。  マグネット部分を直接支持するのは良いが、デッドマスがなく側板に連結されているので効果は疑問もある。

マグネットは大きく、当時は25cmウーハーでもこのくらいのマグネットが普通だったから十分強力である。 フレームもダイキャストでしっかりしている。
コーン紙はラミネートされ、エッジは布製だから劣化は全くない。
これは使えるユニットかも...しかしバッフル取付けネジがないので使いこなしは難しそうだ。

バスレフのチューニング周波数は高すぎると思う。ダクトを延長するか、吸音材でダンプすればボン付きが減って引き締まるのではないか。




さてこいつをどうしよう...メインで使うには物足りないし、サブには大きすぎる。

しばらく遊んでから売ってもいいけど...ユニットだけ使って自作してみるか?
この箱のままでも、ネットワークとバスレフのチューニングを変えるだけで良くなるかもしれない。

ウーハーユニットは悪くなさそうだから、良質のコイルかベリンガーの激安チャンデバで切ればサブウーハーになる?
いやそこまでお金をかけたら意味がないか...


ネットワークをシンプル化する実験なら小1時間で出来る。まずはそこから遊ぶとするか?


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オーディオ 2008 

2008年06月08日

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前回から1ヶ月余りも乗っていません...


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フィットネス 

2008年06月07日

不朽の名作、700円ナリ笑い  盤質はまあまあ。 うちにある30年物よりは多少良い落ち込み

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僕のと同じフィリップス12インチアルニコが売られているという貴重な情報を頂いたが、入手は出来ずダブル使用の構想は潰えた。

実はこれ、なかなか希少なユニットで、日本では滅多に見つからないのだ。

さて、ザクセンベルクのツイーターも逝ってしまったことだし、潔くシングルユニットということで新作の妄想再開!
シングルでは耐入力に限界はあるが、高域の干渉は減るし設計の自由度は大きくなる。


なにしろ、1本でほぼ全帯域をカバーできる希有な12インチユニットなのだ。

オーディオブログの仲間では、マルチアンプで突っ走る人が多い。
僕は敢えて反対向きに行こうと思うのだ力こぶ (単なるぷあーおーでぃおです)


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オーディオ 2008 




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