2005年11月27日

オベリスクの改造は続く!

FE83E×6発の振動板合計面積は約170cm2である。
これに対してパッシブラジエータ役のFF165Kは133cm2であるから、78%しかないことになる。その代わり振幅でカバーしているだろうとは思っていたが、低音の量はやや不足するのでトーンコントロールでブーストする必要があるし、あまりブーストするとFF165Kの振幅はものすごいことになり、大音量ではFE83Eも限界に達する。

そこでパッシブラジエータを増やしたらどうなるか、やってみた。

結論からいうと、 
「パッシブラジエータは面積である」

取り付けたのは、ヤフオクで落札した激安ノーブランド・20cmウーファである。
磁気回路は貧弱だがパッシブなら関係ない。
M0が40gと重く、ラミネートコーンで頑丈そうだったし、とにかく安いのでこれにした。
ダンパーが硬くてF0が高そうなのでダンパーを一部カットしてしまった。安いからそういうこともできる!
ウーファー面積は200cm2あるから、合計330cm2となり、FE83Eに対して194%と大幅にアップした。

0eb2e539.jpg


低音の量は6dBくらいは増しているのではないか。
トーンコントロールでブーストする必要性はほとんどなくなった。
もちろん振幅は小さくなっている。
動かす空気量は同じはずだが、面積増大によって「空振り現象」が抑えられたのだろう。

それもそのはず、共振点付近の低音は全ユニット同相で放射されるが、
振動板の合計面積は500cm2に達し、これは30cmウーファーに匹敵するのである!
パッシブラジエータはバスレフと等価というが、面積に関してはダクトと同列には比較できないような気がする。

低音の質はゆったり系なので、たとえば30cm大口径ウーファーのようなダンピングはないが、ブーミーではないし中高音の漏れがないので音はクリアである。

パッシブラジエータはその名のとおりパッシブであり、FE83Eの背圧で動いているだけである。
8cmフルレンジだけで、バックロードや共鳴管のような巨大なキャビネットもなくこれだけの低音が出るというのは驚きだ。

世の中のスピーカーは、もっと研究の余地があるように思う。


0eb41021.jpg

大きく見えるが、内容積は30リットルほどのスリムタワー型


コメント(4) 
音楽とオーディオ ~2007 

2005年11月26日

新たな出会いがあり、これから1年余りに及ぶ家創りが始まった。

これまでいろんな建築をつくってきたが、今回はその経験には黒子に徹してもらい、今までにない発想をひねり出したいと思っている。

今は僕らの頭の中も真っ白であり、まだどこにも何も存在しない。
そこから全く新しい価値を創造できるということが、この仕事のやり甲斐のすべて、である。




コメント(0) 
建築とデザイン 

2005年11月21日

ようやく、改修工事が終わりました。
これでもう、雨漏りはしません笑顔

断熱性、遮音性もよくなり、大満足です。

仕上げはベイスギ板貼りの上にキシラデコール・クリア塗装です。
工事中のピンク色の正体は、高性能断熱材「ネオマフォーム」でした...


a68cce9a.jpg


E?1 7?14mm


コメント(0) 
アトリエ日誌--~2006 
今日は快晴!

アトリエそばの土手から、立山連峰を撮りました。

7344b46e.jpg

c0b04710.jpg


コメント(0) 
カメラと写真 ~2009 

2005年11月20日

ミズナガ・プリアンプが快調だ。

特にレコードをかけたときのいきいきした音は、本当に素晴らしい。
1950年代の録音のJAZZレコードでも、演奏の熱気がムンムン伝わってくる。
管楽器はブワアッと吹け上がり、ベースがぐいぐい引っ張っていく。
特に高域のレンジが広く、歪みっぽさが皆無。
とにかく音が明るく、生きている。

中古で買ったばかりのアンドレ・プレヴィン(クラシック指揮者として著名)のトリオのレコードなど、1958年録音だけどピアノもベースもワイドレンジで、すごいエネルギー感で迫ってくる!

とにかくどのレコードを聴いても初めて聴くような感動がある。
演奏の生々しさ、熱さ、艶やかさでCDに差を付けてしまったような気がするのだ。
CDプレイヤーだってDENONの1650ARという、ちょっと古いが定評あるものなのだが...

いっぽう、CD再生ではダイレクト接続とほとんど変わらないクリアな音で色付けがなく、SN比の低下は全く感じられないし、音場も広大だ。

パワーアンプは、300Bシングル・プリメインHC?1SEのプリ部をパスしてパワー段に直結している。HC?1SEのプリ部は厚みは出るが音場が縮こまり、まったりした音なのだが、このミズナガ・プリアンプは全然違うスカッとした音で、まるで「増幅するピンケーブル」のようだ!
もちろんゲインも十分で、たった6w+6wのパワーアンプだけど、広さ約50帖、容積400m3もあるアトリエに鳴り響き、近所迷惑になるほどの音が軽々と出せる。


218aaf1d.jpg


カバーを開けてみると、高級パーツがぎっしり詰まっていて配線も美しい。
ケースのサイドパネルには防震材が貼られていて、丁寧なつくりだ。

ぜいたくな回路設計はもちろん、電源が独立しているのが効いているに違いない。

レコードを聴く人は、ぜひプリアンプでぜいたくすることをお薦めしたい。
レコードの音はプリアンプで決まる!
カートリッジも大切だけど、いいフォノイコライザーがなければ宝の持ち腐れ!
ちなみに僕のカートリッジは、SUMIKOのPEARLというMM型で、たった1万円のものだが不満はない。
しかし、これでカートリッジのグレードアップも楽しくなりそうだ。このシステムなら、カートリッジの差をはっきりと見せてくれそうである。

よいフォノイコライザーは、過去の名演に出会えるタイム・マシンだ!

コメント(1) 
音楽とオーディオ ~2007 
万年マンスリーライダーが、ここのところ3週連続で日曜日に走っている。
(なんとも情けない...)

今日は立山をちょっと登って上市、滑川コースで60km。

ちょっとだけ体が軽くなった気がした!



コメント(0) 
自転車とフィットネス 

2005年11月19日

水面下で進行中だったプロジェクトがついに実現!
スピーカーマトリックス用スピーカー、オベリスクJr.が完成した。
とはいっても、たった3時間でできてしまった。

826d08da.jpg

まさに親子!

b27d0cd4.jpg

世にも不思議なデザイン



エンクロージャーの設計はまさに即興!
オベリスクの余りのOSB合板を無駄なく使って、デザイン優先で作った。
ユニットを耳の高さに合わせた、容積極小の息抜き穴付き密閉箱。
はじめはサイコロ型の超小型スピーカーにしようとも思ったが、セッティングを追い込むならフロア型のほうがいいから、スタンド一体型とした。
ユニットはもちろんFE83Eで、2本シリーズで16Ωとした。
板材は余りモノだからタダ、ユニット4本とターミナル端子合わせて1万円ちょっとで、高さ126cmもあるフロア型スピーカー2本が完成した!

マトリックス接続用スピーカーだから低音はまったく必要ないのだが、試しに普通に接続し聴いてみると思ったよりしっかりした音がする。中高域が美しくボーカルがパッと空間に浮かぶ。点音源だからスピーカーの存在が消えるような鳴り方だ。
300Hz以下をサブウーファーで強化すれば、これだけでも十分Hi-Fiスピーカーとして使えるだろう。

751216cc.jpg

さっそくマトリクス接続し、こんなレイアウトで聴いてみる。
音場はパッと広がり、不自然な感じもない。
Jr.のセッティングで音場は変わるようで、いろいろ試してみたい。



コメント(0) 
音楽とオーディオ ~2007 

2005年11月18日

アンプショップ・ミズナガさんにお願いしていた特注フォノイコライザー・プリアンプがついにアトリエにお嫁入り。

開梱してみて、まず仕上げの素晴らしさに感動。
管球がGE、PHILIPS、JJという欧米ブランド品ばかりというのも驚いた。
基本的なデザインはこちらからお願いしたものだが、真空管が頭だけ出ているプリアンプというのは市販品ではちょっと見かけないものだ。
ノブ類はクラシックで暖かいイメージと、ハム防止のためすべて樹脂製にしてもらったが、結構かわいらしくて気に入った。

06548c0b.jpg

真空管とノブ類が可愛らしい
電源は独立させてノイズを低減


82b19441.jpg

金メッキの端子群
4入力、2プリアウト、1レックアウト


仕様上の特長は、

・CR型SRPPフォノイコライザー
・SRPPラインアンプ
・Rコアトランスによる独立電源部
・左右独立トーンコントロール


なかなかマニアックな内容で、市販品でこういうものは少ない。

さっそく試聴してみた第一印象。

・CDは、色づけのほとんどない音で、パワーアンプダイレクトと差が少ない
・LPレコードの音はワイドレンジで高域が伸びきってスカッとさわやか、明るくいきいきしている
・トーンコントロールの効きが控えめだが絶妙(ターンオーバー200hz、6khz)


このアンプがもし市販品で、海外製品だったりしたらいったいいくらになるだろう?
恐ろしいほどの、ウルトラ・ハイ・コストパフォーマンスである。
アンプショップ・ミズナガさん、ありがとうございました!


bbaa0b9e.jpg

ついにシステムが完成


<追記 回路構成>

フォノイコライザー:
12AX7のSRPP→CRネットワーク→12AT7のSRPP
ラインアンプ:
バランス、ボリューム→12AT7のSRPP→CR型トーンコントロール回路→12AU7のカソードフォロア

アンプショップ・ミズナガさんHPにも掲載されました!

コメント(0) 
音楽とオーディオ ~2007 

2005年11月16日

今日、足場がばれました。
足場がばれる日は、毎回ながらとても嬉しいものです。

e2f97c0e.jpg

押出成形板とベイスギ板張りのコントラスト


32ad8d7f.jpg

「登り棟木」が支える大空間


コメント(0) 
現場2005 
残っていたアトリエの電気工事がようやく終わった。
2階ロフトにコンセントを付けたり、倉庫に照明を付けたり。

一番大きいのは、デスクの上に蛍光灯を増設したこと。
当初は2階を事務所にするつもりで、1階はリビングのつもりでハロゲンランプしか入れていなかった。
工事途中でレイアウトを変更し、1階を仕事場にしたのだ。

夜は仕事をしないぞっ!とも思ったがやっぱり無理で、ロフトから4灯を移設。

夜はもちろんだが、北陸の冬は昼間も真っ暗なときがあるから、かなり使いやすくなった。

fe80be80.jpg

お仕事モード


dbc5a096.jpg

遊びモード


コメント(0) 
アトリエ日誌--~2006 

2005年11月14日

壁をピンクにしました!!

という冗談も、わかる人にはわかるのです。

8f0f2422.jpg


コメント(0) 
アトリエ日誌--~2006 

2005年11月13日

久々にまる一日のロングライド。

幼なじみのしんちゃんと、新川牧場まで往復90km、ヒルクライムあり向かい風あり、かなりバテました。

牧場ではジャージーソフト、ジャージー牛乳、ジャージーチーズがおいしかった!

876e2376.jpg

牧場から海も見えます


コメント(0) 
自転車とフィットネス 

2005年11月12日




432c051f.jpg

ピッツァもつくれます

0e2fdf77.jpg

おじいちゃん特製ケーキ

1ecea6c3.jpg

親子でたまごっちに夢中


コメント(1) 
家族の時間 

2005年11月11日

正面も形が見えてきました。
来週はいよいよ足場が外れます。

dcabcda5.jpg


コメント(0) 
現場2005 

2005年11月10日

アトリエ外壁の雨漏りに悩まされ、ついに改修工事をやることになりました。

まあ、いずれ外断熱を兼ねてやろうとは思っていたけれど、こんなに早くなるとは...

無垢板の防水性を過信できないことを、身をもって体験しました。
水がどう動くのか、勉強にもなりました。


天然素材は味がありますがもともと不安定なもので、最新技術との融合によって最高の性能となるのです。

それにしても、富山では風が西からしか吹かないということがよくわかった。
同じ構造の東側の壁はまったく漏らないのだから。

というわけで、改修工事は西側だけです。
西日の照り返しを防ぎ、道路面への遮音も期待できます。

さあどんな改修になるのか、乞うご期待!

7ef4eb27.jpg


コメント(0) 
アトリエ日誌--~2006 
F邸のベイスギ貼りが終わりました。
もうすぐ足場が外れて全貌を現わします。

dfc493dd.jpg


コメント(0) 
現場2005 

2005年11月08日

ジャンルはJazzなのかRockなのかわからないが、とにかくこいつはかっこいいぞ!

もともとベースの音が好きで、Rockでもベースラインを追いかけてしまうし、Jazzでもべースメインのトリオが好きだ。

最新のライブからベストテイクを集めたというマーカス・ミラーの2枚組。

ミラーのエレキベースはもちろん最高、バックも曲もアレンジもいいし、つい体が動く。
スピード感があるのに激しさばかりではなく、どこか暖かみを感じる。

音は高域がちょっと歪みっぽいがベースはパワフルで気持ちいい。
こういう音楽を聴くには「オベリスク」はおとなしいかもしれない。
40cmウーファ付きのPAっぽい、叩きつけるようなサウンドのシステムが欲しくなる。

e5af088f.jpg


コメント(0) 
音楽とオーディオ ~2007 
F邸では、システムキッチンを採用していません。

レンジフードやIHヒーター、食器洗浄機、水栓などは最新式のものをインストールし、タモ無垢材と25角という小さなモザイクタイルで仕上げるオリジナルキッチンです。

現場で人間がつくるのだから100%理想的にはいかないのですが、手作りだから仕上げが粗い、使いにくい、というふうにはしたくない。
しかも既製品にはない風合い、使い込むほど味の出るキッチンにしたい。

ローテクなタイルとハイテク機を融合させ、美しく使いやすくてどこか懐かしい、そんな世界に一つだけキッチンを創りたいと思っています。

職人さんとは毎日のようにマンツーマンで、ミリ単位での打合せの繰り返しです。
家具とも建築ともいえず、どちらかといえばプロダクトデザインをやっている感じですね。


ac27d19e.jpg

下地までは出来てきました



コメント(0) 
現場2005 
子育て本なんて読んだこともないし興味もないが、叱り方というのは案外難しいものだ。

僕はシンプルにこう考えている。

好ましくない「行為」だけを叱る。
その行為に至った原因はあまり追求しない。
子供が話せば聞いてあげるが、たいていは放っておく。


原因が物理的なものであれば言われなくてもわかる。
問題行為は感情のアウトプットであり、行為そのものは悪いが原因となった心はむしろ苦悩であって「悪」ではない。
親とはいえその心の機微を正確につかめるわけではなく、わかったつもりでも微妙にズレがあるものだ。
「こうだから→こうなった」というふうにオトナがレッテルを貼ることは危険で、子供の心を一番苦しめる。
行為の悪さだけは絶対的なものとして受け止めてもらうが、心の矛盾や葛藤は自分で考えてほしいと思う。


もちろん「行為は重要ではなく、原因の特定と処方や、内面に踏み込んだケアこそが大切」と考える人もいるだろう。

僕の考えが正しいというわけではないし、それを完璧にできるわけでもないけれど、
周囲からの言葉に励まされ傷つき、プラス・マイナスの様々な影響を受けた自分の体験からそう考えている。


aef3f88b.jpg




コメント(0) 
家族の時間 

2005年11月06日

今日は中心商店街駐車場が無料開放ということで、久々に出かけてみた。
するといつもは閑散とした商店街が、見違えるほどの活況!

「駐車場さえタダなら、街に人は戻る」昔からずっとこう思っていた。
1日遊んで1000円程度でしかない駐車場代が、人を郊外ショッピングセンターへ向かわせるのだ。消費者意識とはそういうものである。

「歩いて楽しめる街」
人間にはこれが絶対に必要だと思うし、富山に決定的に足りないものだ。
歩いて、見て、感じることで交流と消費が生まれ、知的好奇心が触発される。
子供は街で公共心などのルールを学ぶ。
街には偶然性というものがあり、毎回違う表情を見せてくれる。

ショッピングセンターは、似て非なるものだ。

(僕らも今日だけで数人の知人に出会ったし、ショッピングセンターで買うはずだったランドセルを、黒川鞄店で予約することになった。イベントに参加もした。いくつかの新しい店も発見したし、建築設計上のヒントも見つけた。)

駐車場1日開放には150万円かかるということで、商店街だけでの負担は確かに難しいだろう。
だから、こういうことにこそ行政は補助すべきではないだろうか。軌道に乗れば自力でできるはずだ。ショッピングセンターだって駐車場にコストがかかっている点では同じなのだから。

農村と道路はもういいから、市民も行政も、素敵な街をつくるためにお金をかけようよ!


7306cd4a.jpg

市民プラザでは様々なイベントがあって楽しかった。これでこそ街である。


コメント(0) 
家族の時間 
最新コメント
プロフィール
PVカウンター

    月別アーカイブ
    記事検索














    ギャラリー
    • USB-DACの比較
    • インディカ米でパエリャ
    • オーラルケアすぎもとクリニック 夜景
    • オーラルケアすぎもとクリニック 夜景
    • オーラルケアすぎもとクリニック 夜景
    • オーラルケアすぎもとクリニック
    • とんがり帽子のアトリエ
    • 香箱座り
    • 真夜中のお勉強
    • S歯科
    • オーディオ再開記念
    • オーディオ再開記念
    • オーディオ再開記念
    • 射水のTI邸
    • 射水のTI邸
    • 射水のTI邸
    • 射水のTI邸
    • 射水のTI邸
    • 射水のTI邸
    • 射水のTI邸
    • 射水のTI邸
    • 射水のTI邸
    • 射水のTI邸
    • 射水のTI邸
    • 射水のTI邸
    • 射水のTI邸
    • 射水のTI邸
    • 皇后杯×ドライブ
    • 皇后杯×ドライブ
    • 皇后杯×ドライブ
    • 皇后杯×ドライブ
    • 皇后杯×ドライブ
    • 皇后杯×ドライブ
    • 皇后杯×ドライブ
    • 皇后杯×ドライブ
    • 皇后杯×ドライブ
    • 皇后杯×ドライブ
    • 皇后杯×ドライブ
    • 皇后杯×ドライブ
    • 皇后杯×ドライブ