2022年06月24日
2022年06月23日

Laowa 20mm f/4 Zero-D Shiftを、FUJIFILM純正のGF23mmF4 R LM WRと比較してみる。
まず外観。
Laowa20mmは全金属製でずっしり、ガッチリしている。シフト機構もありメカニカルなデザインはカッコいい。
外形サイズはGF23mmが太く、短い。Laowaのほうが細身で持ちやすい。実測重量はどちらも850g程度だがLaowaのほうがやや持ち重り感はあるかも。
フィルター径はどちらも82mm。超広角シフトレンズでフィルター装着可能なのは珍しいが、ホコリが付着すると写り込むので本気の撮影時にフィルターは使わない。
さて写りや使い勝手は。続きを読む
2022年06月20日

新兵器Laowa 20mm f/4 Zero-D Shiftのテスト開始。
シフトレンズといえばフィルム時代にオリンパス24mmや、大判ビューカメラでスーパーアンギュロン47mmを使っていた。
大きなイメージサークルがあり、カメラを煽らず水平にしたまま視野を移動することで、建築など高さのある被写体をまっすぐに写すことができる。
より広角なレンズで撮影してトリミングしたり、後処理でパース補正する方法もあるが、シフトレンズは画素の無駄がないのと、撮影時にイメージを確かめやすいのがメリットだ。
そしてもうひとつ、デジタル時代におけるシフトレンズの効能としてスティッチ撮影がある。
三脚に固定して左右にシフトしながら2~3枚撮影して結合すると、レンズの画角を超えるワイドなパノラマ写真が得られるのだ。
Lightroomの自動結合は簡単かつ優秀で、つなぎ目は一切わからない。GFX100Sでは約1.7億画素のRAWデータになる。(そんなに要らないが!)
イメージサークルをフル活用すれば縦16mm相当のまま、横は(隅のケラレをトリミングしても)最大11mm相当の画角が得られる。

こちらは、カメラを横にしたまま上下にシフト(ライズ/フォール)して結合し、縦構図を生成したもの。
16mm相当の横幅を保ちながら縦構図にすることで、最大12mm程度の画角が得られる。
このように本来の16mm相当シフトレンズとしてだけでなく、シフト機能は様々な応用が効く。
GFXはトリミングマージンも大きいので、これ1本でどんな空間でも撮影することができそうだ。
しかしアトリエ散らかってるな~(^^;
2022年06月19日
2022年06月01日
GFXはスルーでした(T_T) 20-35や55/1.7の情報は一切なし。
Xシリーズではリーク情報通り第5世代機のX-H2Sが発表され、4000万画素X-TRANSEセンサーを持つX-H2は9月のサミットで発表されるようだ。
レンズはXF150-600mmと、動画向けのXF18-120mmF4が発表。ロードマップは噂されていた56mmF1.2、そしてXF30mmF2.8マクロとXF8mmF3.5の追加がサプライズだった。
フルフレーム換算12mmの極超広角となる8mmF3.5は建築写真で浴室や洗面室など狭小空間の記録にいい。このレンジの頻度は高くないのでコンパクトな(おそらく安価な)レンズはありがたい。
30mmF2.8マクロは日常の標準レンズになり得るだろう。
18-120mmF4は動画メインということで全く注目していなかったが、AFやズーム動作のクオリティが高く、460gと意外に軽量かつインナーズームなので万能標準レンズとして便利かもしれない。



X-H2Sは動画と高速性能が特徴なので自分には縁がないが、高画素バージョンのX-H2は楽しみ。静止画重視でバリアングルでなく3軸チルトにしてくれないかな?
X-T4似の幅広いペンタ部を載せたスパルタンな外観は悪くないし、ジェットダイスケさんのレビューによればX-H1よりかなり小さく感じるとのこと。
おそらくGFX100Sに似た操作性なので同時使用もしやすいだろう。例えば建築写真では超広角を付けたGFXを三脚に載せ、Xにズームレンズを付けて手持ちで撮るとか。
フィルムシミュレーションに”ノスタルジックネガ”が追加されてGFX100Sと同一になったし、バッテリーも供用できる。
問題は、サブ機というには相当高価になってしまいそうなことか...(;_;)
画質の向上次第ではXに完全回帰することも考えられるか?その場合のメインレンズはXF8-16mmF2.8になるのかな?妄想は楽しい(^^)