2025年04月21日
2025年04月20日

「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策 今井むつみ
面白かった!!日常や仕事のさまざまなシーンで感じ、考えていたことが、とてもわかりやすく説明されている。
認知とスキーマ次第で情報が変化するだけでなく、人は自らの記憶すら無意識に改竄していく。
直観とメタ認知はそれぞれ大切だが、直観力はメタ認知のトレーニングによって築かれる。
「あるある〜」「これだな〜」「気をつけねば〜」と頷くことは多いが、この本で何かを深く理解できたり、解決できたりするとは思わない。
ただ、人の認知とは自他ともにこんなにいい加減なものだと諦めて(理解して)おくことで、うまくいかないことがあっても前向きに捉えられるかもしれない。
コミュニケーションが認知と認知の重なり合いだとすれば、「わかる」とは何か、「事実」とは何かを改めて考えさせられる。
初めて知った言葉「流暢性バイアス」には深く納得。ひろゆきとか、石丸さんみたいな感じか(笑)
ただし生成AIもそうかというと、最新のAIではハルシネーションが急速に改善されつつあり、すでにその段階を超えようとしているのではないかと思った。
2025年04月18日

キヤノンのカメラとレンズのサポート終了日
こうした網羅的な情報が公開されることはありがたい。中古品を購入する際にも参考になる。
EOS5Dmark4、EF35mmF1.4Ⅱ、EF16-35mmF2.8Ⅲ、EF50F1.8STMは終了日未定!
2025年04月16日


Nikon ミラーレス一眼 Z5II ボディ Zマウント フルサイズ
ほとんどの人にとって「ちょうどいい」カメラであり、これ以上は必要ないのではないか?
特別な高速連写や高度な動画撮影を望むのでなければ、はるかに高額なZ6ⅢやZ8をも食ってしまっている。
ニコンZシリーズで最高にコスパが高いと思っていた旧Z5の弱点をすべて改善し、サイズ感はそのまま。
カメラ機材全般が高価格化する中で、高性能なファインダーと全面マグネシウムボディを採用しながら23万円台という現実的な価格も素晴らしい。
GFXからの撤退時には旧Z5が有力候補であったし、現時点で間違いなくミラーレスカメラのベストバイであり、乗り換えも悪くない?とも思う。
しかし、Zレンズのラインナップが個人的にもうひとつしっくりこない。標準ズーム24-120/F4の出来が素晴らしく、「これ1本でなんでも撮る」カメラかもしれない。
明るい単焦点レンズが好みだが、35mmや50mm/F1.4の写りはかなりクラシックだ。F1.2は巨大・高価で、F1.8シリーズではやや物足りない。
仕事で使う超広角ズームは、高価な14-24/F2.8と、苦手な沈胴式の14-30しかなく、サードパーティレンズがほとんど無いことも問題。
それとボディに比べてレンズデザインが全体的に安っぽく、価格に見合わないと思ってしまうのは自分だけだろうか?
時代はミラーレスであり、撮影効率が上がるとは思うが、EOS一眼レフよりも高い満足感が得られるという確信が持てないんだよな...
2025年04月11日
やはりPHOTORATIOさん最高だな!メーカーへの忖度がなく率直かつ的確で、日本のカメラ系Youtuberの中では貴重な存在。
センサーサイズを意識することなく、スクエアからパノラマまでのマルチフォーマットを2倍ズームで撮れる、「真のフィルムシミュレーションカメラ」が本質。
そのための1億画素であり、結果的にGFXの名が付いただけ。44×33センサーとモンスターレンズをフルに使って最高画質を狙うGFXシリーズとはコンセプトが違う。
FUJIFILMがアピールしきれてない部分まで言い尽くされてる。GFX100RFを悩んでいる人は、この動画の話を聴いて、自分に合うかどうかを判断することをおすすめします。
そしてGFXを2年使った経験からいえば、自分に必要なデータのクオリティに対するHDDやクラウドストレージの爆食い問題を本当によく考えた方がいい。
より気軽に身近なものを撮るであろうGFX100RFでは、RAWのサイズ選択や、クロップズームしても記録画素数を一定に保つ機能を実装してほしかった。
2025年04月10日
2025年04月08日

EF35mm F1.4LⅡUSM
35mmF1.4は、自分にとって標準レンズだった。広角でありながら被写界深度が浅く、視線が客観的かつ印象的という他に類を見ない独特な表現力をもつ。
以下に、これまでに使用した35mmF1.4レンズの印象について書いてみようと思う。
Nikon Ai-S Nikkor35mm F1.4
35mmF1.4の魅力を知ったレンズ。一眼レフ用としては最も小型軽量で、フィルター径52mmは現代のレンズも見習ってほしい。
開放の柔らかさとボケ感が印象的。F2でも変わり、F2.8に絞ると像が締まる。歪曲収差は大きめ。
フィルム時代には画質に不足を感じなかったが、今の基準では解像感が低く色収差も大きいと思われる。
Leica Summilux35mm F1.4 ASPH
フィルム時代にも使っていたが、デジタル化してからFLEバージョンを再購入。
独特のボケと合焦部のキレが織りなす立体感は素晴らしく、ズミクロンF2とのたった1絞りの差は大きかった。
フリンジと歪曲収差は多少あり、開放でのピント歩留まりと寄れないことはレンジファインダー機共通の弱点。
写りからすれば驚異的にコンパクトであり、ライカM-P typ240との組み合わせは手放すべきではなかったと今も少し後悔がある。
COSINA Nokton Classic 35mm F1.4Ⅱ MC VM
一度手放したデジタルライカに復帰したとき、これが最も安く買える35mmF1.4だった。
デザインは球面Summiluxに似ているが、フォーカシングや絞りの操作感はコシナクオリティで価格相応。
中央部は開放からそこそこ解像する。像面湾曲のためか周辺の甘さも合わさってボケ感は独特。発色は少しノスタルジック。
写りも球面Summiluxに似た個性的なレンズで、使いどころは限られるかもしれない。
Canon EF35mm F1.4L II USM
いまココ。大口径広角レンズの難題である軸上色収差を解決した究極のレンズを、ぜひ一度試してみたかった。
写りはきわめて優秀で、確かに色収差は少なく解像度が高くボケも美しい。28cmまで寄れてAFも速い。
問題は解像度の高さから目立つ極薄ピントの歩留まりと(上の写真も微妙にピンぼけ)、760gの重量とサイズに耐えられるかどうか。
他の35mmF1.4と違って開放から収差が少ないため、うまく使いこなせば何でも撮れる万能標準レンズとなるだろう。
(番外編)
FUJIFILM XF23mm F1.4 R LM WR
APS-C用レンズであり、画角と被写界深度は35mmF2相当となる。
色収差もほとんどなく、解像感はきわめて高い。上記レンズの中ではEF35mmF1.4LⅢに似た描写が得られる。ミラーレスカメラの恩恵により顔認識や瞳認識が使えることも大きい。
接写能力も高く欠点が少ないレンズだが、やはり1段の差はあり、X-Tシリーズではややフロントヘヴィで大きく感じられた。
七工匠 7artisans 25mm F0.95
APS-C用レンズであり、画角と被写界深度は37.5mmF1.37相当となる。
大きくて重さもあり、同社の35mm F0.95が優秀だったので期待したが、収差が多くオールドレンズ以下の描写。短期間でディスコンになったのも当然か。
PLAUBEL Makina670 Nikkor 80mmF2.8
6×7判カメラに固定されたレンズであり、画角と被写界深度は38mmF1.4相当となる。
フィルム時代に最も愛したカメラのひとつであり、絞れば超精細で、開けば35mmF1.4的な柔らかい表現ができた。
最高の立体感が出せる準広角として、個人的にベンチマークとなるレンズだ。
GFX100RFはマキナの後継機として使えそうだが、得られるのはマキナでF8以上に絞ったときの描写だけである。むしろGF55mmF1.7(43mmF1.34相当)のほうが近いかもしれない。
2025年04月06日
2025年04月05日

自室の梁に配線ダクトレールを取付けました。
既存器具を撤去し、配線の延長、引き回しも難なく完了。 一家にひとり、いると便利な電気工事士(^^)
器具はエジソンスマート ミニスポットライト をセッティング。色温度や明るさをiPhoneでグループ制御可能。
仕事や作業では明るく、オーディオでまったりしたいときにはぎりぎりまで落として楽しめる。これからはスマート照明の時代ですね。
2025年04月03日

Netflix で「パーフェクトブルー」がついに配信開始。
「パプリカ」、「千年女優」すべて原作者が異なるのに、見事に今敏ワールドだ。 →今敏インタビュー
作画、脚本、演出、音楽、すみずみまでクオリティが高く、1990年代の雰囲気もよく出ている。情報を遮断してぜひ!